2021年04月16日

 小森コーポレーション(持田訓社長)は、4月20日(火)から23日(金)までオンラインで開かれるメッセ・デュッセルドルフ主催のvirtual.drupaに出展する。
 
 印刷業界の最大の見本市であるdrupaは、2020年に発生した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を受け、リアルイベントを開く代わりにバーチャル形式での開催となった。KOMORIは、このvirtual.drupaに印刷機メーカーとしては最高位のゴールドパートナーとして出展する。
 

 

印刷工場をスマートファクトリー化

 
 昨今の急激な社会・経済環境の変化に伴い、印刷業界も大きな変革が求められている。
 特に生産性をいかに上げ、利益を創出するかという課題が印刷会社経営の最重要課題になっている。これを解決するには、生産工程全体のデジタルトランスフォーメーション(DX-Digital Transformation)によるイノベーションがキーとなる。
 KOMORIが提唱する「Connected Automation(コネクテッド・オートメーション)」は、個々のシステムで連携が分断されている経営情報システム(MIS)、プリプレス、プレス、ポストプレスの工程を中核ソフトである「KP-コネクト プロ」で統合管理し、シームレスにつなぎ最適化・自動化することで、印刷工場をスマートファクトリー化する考え方である。すでに世界中の顧客への導入が進んでおり、印刷会社のDXは現実のものとなっている。
 KP-コネクト プロはオープンプラットフォームで、各メーカーやベンダーとの接続が可能なシステムである。顧客の既存の機器はもとより、新しい機器とも自由に組み合わせてつなぐことができる。
 virtual.drupaは、「スマートファクトリーを実現するコネクテッド・オートメーション」による革新的なソリューションを体感する機会となる。
 

生産性を極大化するタッチレスな「自動化」技術みせる

 

 【ウェブセッション】
 事前登録が必要なウェブセッションでは、生産性を極大化する「自動化」技術を基本として、生産を効率化・省力化する最新のソリューションがオンラインで体感できる。
KOMORIが提唱する「コネクテッド・オートメーション」コンセプトを、「コマーシャル」と「パッケージ」の2つのセッションを披露する。
主軸となるスマートファクトリー・ミドルウェア(MES-Manufacturing Execution System)のKP-コネクト プロ、世界最高クラスのROI(投資利益率)を提供するオフセット枚葉印刷機リスロンGX/Gアドバンス、さらに7色対応などパワーアップしたB1サイズのデジタル印刷機インプレミアNS40が注目される。
 

 

コマーシャルセッション:4月22日 日本時間15:40~(現地時間8:40~)

 

 コマーシャルセッションの見どころは、アドバンスモデルによる薄紙印刷の高速安定稼働と、「タッチレス」な自動化技術。
 ここでは3つの技術を紹介する。
 ①KP-コネクト プロによる自動化。KOMORI機とつなぐプレスオートメーション、後加工工程では断裁システムアプリシアCTX132、高速紙折り機MBO K80でのポストプレス・オートメーションで紹介する。
 ②準備時間を大幅に短縮する技術「パラレルメイクレディ」。A-APC(全色同時刷版交換装置)による版交換、ブランケット洗浄、プレインキングを同時並行で行い、素早い立ち上げが可能。
 ③インライン品質管理装置によるリアルタイムの濃度・見当調整、印刷品質の自己判断を行う「オートパイロット」。これにより最短かつタッチレスな生産が実現する。
 オペレーターの手を介さない自動運転やジョブ切替え時のプリセットによる高度な自動化を実現し、高い給排紙性能と制御技術に基づく高速運転により、生産性・作業性を飛躍的に向上させる。
 

 

パッケージセッション:4月20日 日本時間15:40~(現地時間8:40~)

 

 パッケージセッションの見どころは、「パッケージ印刷の切り替え時間短縮」を追及した新技術。パッケージ印刷では特色インキの色替え作業が生産の最大のボトルネックになっている。この課題解決のために、2つのソリューションを提案する。
 ①パッケージ向けの「パラレルメイクレディ」。版交換・ブランケット洗浄に加え、インキローラー洗浄も同時実行が可能。
 ②KOMORIが開発した「スマートカラー」。この技術は、インキの色替えをせずにさまざまな特色領域の色をカバーする画期的なソリューション。高いレベルの網点再現精度が求められるため、極限まで水を絞れるコモリマチック(給水機構)だからこそ実現できる技術。スマートカラーは色替え作業をなくすことにより、パッケージ印刷の生産性を劇的に向上させるイノベーションになる。
 この他にも、より効率的な色替えのための交換式インキツボフィルムやアニロックスローラーチェンジャー機構などのオプション搭載が可能。
 このように、生産のボトルネックを解消することにより、多品種・小ロット化が進むパッケージ印刷の中でも、高い印刷品質とより効率的で高い生産性を実現する。
 

 【バーチャルショールーム】
 バーチャルショールームではKOMORIグループで取り扱う製品やソリューションなどの最新情報を伝える。
 

 【オンライン商談会】
 オンライン商談会は、KOMORIの各国・各地域の担当者とオンラインでやり取りができる新しい企画。これらのオンラインコミュニケーションを通じて、印刷の未来への一歩を踏み出す。
 

 virtual.drupaへの参加はこちらから
https://virtual.drupa.com/(英語サイト)
 virtual.drupa KOMORIページはこちらから
https://virtual.drupa.com/vis/v1/en/exhibitors/drupa2020.2681917?oid=45813&lang=2
(英語サイト)
 virtual.drupaサイトは、会期前の登録が可能。ウェブセッションやセミナー等一部のサイトを除き、21年12月末まで閲覧できる。virtual.drupaサイト内の言語は英語とドイツ語のみ。
 
 

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