㈱リコー(本社・東京都大田区、山下良則社長)は1月27日から、トランザクション市場向けの高速インクジェットプリンティングシステム「RICOH Pro VC40000」を発売する。
この新製品となる「RICOH Pro VC40000」は、平成19年発売の「InfoPrint5000」の後継機種で、基幹業務印刷で要求される生産性や用紙対応力、システム構成の柔軟性を強化している。
最高印刷速度は毎分150㍍を実現し、前身機の毎分128㍍から生産性を大幅に向上させた。
また、白スジなどの発生を強力に抑制するプリントヘッドを採用し、高い生産性においてもすぐれた印刷品質を安定的に提供する。
対応用紙厚は40~250㌘/平方㍍を実現し、薄紙や圧着紙など幅広い用紙への対応を強化。
また、片面機2台で同時に印刷するデュアルシンプレックス構成を新たに採用したことで、ユーザーニーズに合わせた幅広い業務への対応を可能にしている。
これらに加え、金融業、製造業、流通業、自治体などで広く利用されている基幹系の業務用印刷データフォーマット(IPDS)に標準対応。
IPDSフォーマットを利用している企業でも既存の上位システムに手を加えることなく出力することができる。