2015年06月26日

大日本印刷(DNP)は、明治から続くDNPのオリジナル書体「秀英体」の新規ラインアップとして、5書体のデジタルフォントを開発してリリースする。ディスプレーに表示した際に読みやすい太さに調整したゴシック書体と、昭和初期から中期の金属活字のデザインを復刻したかな書体を追加。伝統書体が持つ手業(てわざ)のぬくもりや味わいを追求した書体などによって、「秀英体」の利用範囲を拡大する。7月1日から4日まで東京ビッグサイトで開かれる「第22回東京国際ブックフェア」のDNPブースに出展する。

 

「秀英角ごしっく金 M」「秀英角ごしっく銀 M」
これまで「秀英角ゴシック」には、L(ライト)とB(ボールド)の2つの太さ(ウエイト)があった。今回、ユーザー評価をもとに、電子書籍等の画面でも幅広い世代に読みやすいウエイトM(LとBの中間)を追加する。

 

「秀英アンチック」「秀英四号かな」「秀英四号太かな」
辞書の見出しやコミックのふきだしに使用されてきた「秀英アンチック」、現在の秀英明朝のルーツとなる「秀英四号かな」、見出しや児童書の本文に用いられていた「秀英四号太かな」を復刻。「秀英アンチック」は「秀英角ゴシック金 B」の、「秀英四号かな」は「秀英明朝 M」の、「秀英四号太かな」は「秀英初号明朝」のそれぞれの漢字や英数字・記号と組み合わせた総合書体として提供する。

 

同社は秀英体の利用範囲を拡げるため、DTP用フォントのほか、Webサイト用のクラウドフォント、電子書籍、デジタルサイネージ(電子看板)など、多様な分野へのライセンス提供を推進する。

 

 

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