2020年12月23日

PZ124表紙

PZ124表紙

印刷業界は「女性活躍推進」を掲げながら、懇親会、パーティーなどの参加者の90%以上が男性という矛盾をはらんだ男尊女卑の世界である。ところが近年、「男より女性社員のほうが仕事ができる」と、取材をしていると各社の管理職者たちの声をよく聞く。

ならば10年、20年経てば、懇親会等の集まりに女性の割合が増えるのであろうか?

大手印刷会社の女性社長、日印産連、全印工連に女性会長が就任する可能性は?

全日本印刷工業組合連合会では現在、常任役員名簿に女性の名はなく、「女性活躍推進室」もないが、タイムマシンに乗って見に行きたいものである。

 

ということで今号は『印刷女子』特集号である。各社から将来を嘱望される4人の若き女性社員に登場いただいた。『印刷女子』たちの本音トークをぜひ読んでいただきたい。

 

エイジ・小林寿々さんは、家業である印刷業の継承者である。東印工組足立支部青年会では、モノづくりのブランドを立ち上げるなどコロナ禍にかかわらず、精力的に活動している。

 

プライズコミュニケーション・朝比奈尚子さんは、EC事業を強化する中、商品開発に力を発揮し、直近、自分が発案した作品が実現化した。

 

エスフィールド・高橋佳乃さんは自社のWEBの商品開発、管理進行を携わり、社内では欠かせない存在だ。

 

金羊社・根木美佳さんは、ウイズコロナ世代第1号である今年の新卒入社組だ。エンタメ系が主力の金羊社において、趣味であるアニメ・ゲームの知見を活かして、営業社員として奔走している。

 

そして『早すぎた印刷女子』とは誰だ?

 

表紙はビートルズの『Let It Be』のジャケットからオマージュしたもの。ビートルズの末期を記録したアルバムであるが、『印刷女子』にとって印刷人生は始まったばかりである。成り行き任せ(Let It Be)じゃ印刷業界は後がない。だから印刷しよう(Let It Print)。

 

今年は金羊社の「当たり年」である。浅野健会長兼社長が旭日中綬章、立山恵子監査役、日印産連表彰・印刷振興賞をダブル受賞したからだ。ただ残念ながらコロナ禍のため、拝謁・伝達式、表彰式が見送られた。受賞者たちの肉声を聞けない状況下、本誌では浅野氏、立山氏に喜びの声と、コロナ禍に関する対策と意見を伺った。

 

フュージョンは、全日本DM大賞において『受験生の母子手帳DM』でグランプリ受賞した。そこで吉川景博ディレクターに制作の裏話、苦労話など生みの苦しみを語ってもらった。受賞作品のDMに封入された全アイテムもカラーで公開している。

 

あらゆる印刷業界誌・紙の中で、最もフォトジェニックでアグレッシブかつアナーキーな『プリントズーム』は、すべてのプリントピープルに捧げる決定「盤」!

 

A4判32ページ、1500円。

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