2015年06月25日

共同印刷は、酸素吸収フィルム「オキシキャッチ」の新タイプ「オキシキャッチPKF」を開発した。有機系の脱酸素剤を含有し、加熱処理やγ線処理をトリガーとして酸素吸収を促進することができるフィルム。7月1日から3日まで東京ビッグサイトで開かれる「第28回インターフェックス ジャパン-医薬品・化粧品・洗剤 研究開発・製造技術国際展-」に初出品する。

 

従来型のオキシキャッチ(オキシキャッチICA)は、無機系(酸化セリウム系)の脱酸素剤を樹脂に含有させ、水分を使わずに酸素を吸収する高機能フィルム。2010年の開発以来、酸素吸収能力、酸素吸収の経過で生じる色相変化によって吸収状況が目視判断できる点などが評価され、医薬・電子部品業界などで採用に向けた評価が進んでいる。
オキシキャッチPKFは有機系の脱酸素剤を樹脂に含有させたフィルム。酸素吸収による色相変化や加工性に加え、加熱処理やγ線処理を施すことで酸素の吸収を促進するトリガー機能を持っており、充填後に熱処理を行う包材などに適している。また、非金属である有機物を用いることで包材の軽量化も実現した。焼却残さ(残留物)も減少するため、輸送コストの削減や生産の効率化、廃棄物の削減にも効果的。

本開発により、よりスピーディな酸素吸収には無機系のオキシキャッチICA、穏やかな吸収とトリガー機能による吸収促進には有機系のオキシキャッチPKFと、用途や製造工程に合わせた選択が可能になった。

 

 

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