2020年12月01日

㈱プロスパークリエイティブ(本社・東京都中央区、川端秀樹社長)は、オフセット印刷の色校正をインターネットで行う「ネット色校正」システムと同時に開発を進めてきた、遠隔地のモニターに印刷物と同等の色を表示する「新モニタプルーフ」を12月1日から販売する。

 

新モニタプルーフシステム「新モニタプルーフ」は、色校正紙画像データを正確な色空間で入力するCCDスキャナーを提供するエプソン販売㈱と、データに忠実な色表示をする広色域モニターを提供するEIZO㈱の協力のもと、色校正紙画像データをインターネットで送信して遠隔のモニターに印刷物の色をリアルに再現できる世界初の技術となる。

 

従来の色校正では、印刷会社で出力した色校正紙を、その都度印刷発注者に送付する手間や時間、コストが発生していた。

色校正をより効率的に行うために、データをモニター上でやり取りするモニタープルーフが生まれたが、これまでのモニタープルーフ技術で印刷物の色を表示する方式は、デジタルデータに印刷の色再現域を表すプロファイルを用い、モニターと印刷物とのカラーマッチングを行うものだった。

 

新モニタプルーフシステム運用図

新モニタプルーフシステム運用図

これに対し「ネット色校正」システムは、印刷会社で出力した実際の色校正紙をスキャナーで入力してその画像データを印刷発注者に送信し、印刷発注者のモニターで印刷物と同等の色表示と数値で色管理することにより、色校正を行う。

「ネット色校正」システムで採用されている「新モニタプルーフ」技術では、印刷物と同等の色表現が可能なキャリブレーションモニターを用い、キャリブレーションモニターに表示された任意の部分の色を正確な数値で評価できる。

すなわち、高精度CCDスキャナーで入力した印刷色校正紙の画像データに印刷物に対応するスキャナープロファイルを提供することで、実際に印刷校正紙を見るようにキャリブレーションモニターへの表示を可能とした。

さらに、モニターに表示された任意の絵柄部分の色と数値を比較し、色差(ΔE)やCMYK%によって微妙な色の差を正確に表示するので、目で見た色と数値の両方で確認することができる。

 

 

 

 

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