2021年の祝日・休日移動はいつ決まるのか? どう対処したらいいのか?
2021年の祝日・休日は、五輪・パラリンピック特別措置法改正案が可決成立したときに決まる。同案は衆議院で可決され、現在、参議院で審議中。衆議院の審議で反対したのは、一会派だけ。今国会中には成立するだろう。
「Google カレンダー」などはすでに法案どおり次のように変更済みだ。
「海の日」(7月第3月曜日)→東京五輪開会式前日の7月22日
「スポーツの日」(10月の第2月曜日)→開会日の7月23日
「山の日」(8月11日)→閉会日の8月8日
振替休日となる8月9日は「休日 山の日」と表示される。
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どう対処したらいいのか?
きょう(11月24日)届いた「紙屋の手帳」(「2021年版日紙商手帳」日本洋紙板紙卸商業組合)の”年表”には「この祝日は2020年6月30日現在のものです。なお、祝日法などの改正により、祝日・祝日名・休日あるいは行事が変更になる場合があります。」とある。
あえて出典は記さないが、手元の印刷物を2、3見るとこうある。
・祝日については、現在制定されている法令(未施行を含む)に基づくものを表記しています。祝日法などの改正により、祝日、休日あるいは行事が一部変更になることがあります。2020年9月現在
・法改正施行日により祝日や休日が変わることがあります。
・この祝日は2020年3月現在のものです。法改正により祝日や休日が変更になる場合があります。
さほどの違いはない。
これからつくる来年のカレンダー類で五輪特措法による祝日移動を”年表” ”月表”に反映させたにしても、移動を反映させずシール対応などの方策をとったにしても、例年どおり、どこかに断りは入れておきたい。