2020年11月19日

東洋インキ㈱(本社・東京都中央区、山岡新太郎社長)は、エタノール消毒液耐性にすぐれる表刷り用グラビアインキ「レアルNEX BO S3シリーズ」の販売を開始した。

 

エタノール消毒液はこれまで、食品の製造ラインや飲食店など、主に業務用で用いられてきたが、新型コロナウイルス感染症が拡大する影響による衛生意識の高まりから、一般家庭でも消毒液を使用する機会が増えている。

菓子包装などフィルム包装材の多くは複層フィルムの間に印刷する方式が採用されているが、パンの包装材料などではフィルムの外側に印刷する「表刷り」が主流で、紙の印刷と同様、手に触れるところに印刷インキが存在している。

通常、包装材のインキが落ちることはほとんどないが、エタノールで消毒した手でパッケージを触ったり、消毒液を直接噴霧した包装材をテーブルに置いた際、消毒液によってインキ塗膜が溶解して手やテーブルクロスにインキが付着するケースが確認されている。

 

今回、同社が開発した「レアルNEX BO S3シリーズ」は、従来よりも大幅にエタノール消毒液耐性を向上させた表刷り用グラビアインキとなる。

同社グループが長年培ってきた独自の樹脂設計技術による強固な塗膜形成により、消毒液使用時にインキが落ちるリスクを著しく低減することに成功している。

そのほかの性能も従来品同等以上の耐性を保持し、かつバイオマス原材料を10%以上配合した、高い性能と環境への配慮を両立した製品となっている。

 

 

 

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