2020年11月06日

㈱ミマキエンジニアリング(本社・長野県東御市、池田和明社長)は令和3年1月から、1000万色以上のフルカラー造形を実現する小型フルカラー3Dプリンターのエントリーモデル「3DUJ-2207」を発売する。

 

3DUJ-2207

3DUJ-2207

従来の高精細フルカラー3Dプリンターは高額で、かつ大型で設置面積も広いために、手軽に導入することは難しかった。

一方、この「3DUJ-2207」はUVインクジェット方式で1000万色以上のフルカラー造形を実現するモデルで、一般的な石膏方式に比べて約2倍の高精細な色表現を実現し、かつ小型設計となっているので本体を分解することなくエレベーターを使って搬入でき、さらに設置面積が狭く静音設計で脱臭機を備えているのでオフィス環境への設置にも適している。

たとえば、各メーカーでは開発試作品において、フルカラーでの出力ができることから着色の手間を省いてすばやく造形し、内製化することが可能となる。また、外部に発注する必要がないことから、新製品や設計・技術情報の漏洩リスクも低減できる。

そのほかにも、1000万色の高画質・高精細な造形でフィギュアやおもちゃのグッズデザインをはじめ、建築模型、家電製品など、工業デザインのわずかな色の違いにより印象を左右させる精密な分野でも活用できる。

 

「3DUJ-2207」の主な特徴は次のとおり。

▽高発色なフルカラー造形=カラーインク(C、M、Y、K、ホワイト、クリア)で造形・着色することでJapan Colorに対して89%の色域をカバーする。一般的な石膏方式の3Dプリンターでは表面に粉体(石膏)が出るため白っぽい発色になるが、UVインクジェット方式なので透明度の高いカラーインクで美しい色彩表現を実現する。

▽フルカラーインク×クリアインクでデザインがより自由に=クリアインクを用いた透明表現はもちろん、クリアインクとカラーインクを同時に使用することで半透明のカラー表現も可能。カラーインクとクリアインクを組み合わせることでデザインの可能性が大きく広がる。

▽粒状感の少ない造形へ導くバリアブルドット機能=1度に3つのドットサイズにインクを打ち分けるバリアブルドット機能を搭載し、つねに最適なドロップサイズで造形する。これにより、粒状感の少ない美しいグラデーション表現や高精度なフルカラー造形が可能になる。

▽オーバーコートや穴あけも可能なすぐれた後加工性=インクはアクリル系樹脂を使用し、ABS樹脂同等の強度を実現しているので、ドリルなどを使用した穴あけやネジの取り付けも可能。また、オーバーコートも使用できるので、最終製品としてより美しく仕上げることができる。

 

 

 

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