2020年10月08日

㈱沖データ(本社・東京都港区、森孝廣社長)は9月17・18日の両日、「印刷のプロが語る!デジタル機を活用した、運用事例セミナー」と題したオンラインセミナーを開催した。

このセミナーでは同社が昨年6月に発売を開始した世界初の幅狭カラーLEDラベルプリンター「PLAVI Pro1050(5色トナーモデル)/Pro1040(4色トナーモデル)」の特徴を詳細に解説しつつ、これを実際に活用しているシール印刷会社を講師に招いてデジタル機の活用ポイントや現場での具体的な事例が紹介された。

 

PLAVI Pro1050

PLAVI Pro1050

「PLAVI Pro1050/Pro1040」は、ラベル幅5インチ(約13㌢㍍)、最大直径8インチ(約20㌢㍍)のロール紙がセットでき、大量印刷が可能なモデル。

トナー方式なので耐候性、とくに耐水性にすぐれており、メディアとしては普通紙のほかに合成紙やフィルム(PET)など、さまざまな粘着ロールラベル紙に印刷できる。

カット機能を標準装備しているので、ロール紙から必要な枚数のラベルを印刷してカットすることもできる。

さらに、1200dpiの高解像度により微細な文字や極細線を高精細に美しく再現。

また、最大毎秒152.4㍉の高速プリントエンジンを備えていることに加え、LEDプリンターならではのシンプルな内部機構により高い信頼性とメンテナンス性を両立している。

これにより紙詰まりや装置不具合によるダウンタイムを軽減して、業務効率化と生産性向上に貢献する。

そして5色トナーモデルの「PLAVI Pro1050」では白色印刷ができるので、透明フィルムや色付きラベルへの印刷も可能としている。

 

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9月17日の回では㈱北島シール印刷所の北島憲高社長(東京都ラベル印刷協同組合・理事長)が登壇し、約1年前に導入した「PLAVI Pro1050」の使用の感想や効果、有用性について語った。

その大要は次のとおり。

 

北島シール印刷所の北島社長

北島シール印刷所の北島社長

北島シール印刷所では、平圧式の印刷機が大小1台ずつと間欠輪転式凸版印刷機、計3台を備えている。

デジタル印刷機を導入するにあたり、大判インクジェット印刷機や高価なロールtoロールの印刷機は、その能力を活用しきれないだろうと判断したが、この「PLAVI Pro1050」は自社の仕事内容に合っていると思ったので導入を決めた。

 

導入前に気にしていた点として、化粧品のラベルなどの細かい仕事が多くあったので、5~6ポイントの文字でも濁点/半濁点の分別がつくことを気にしていたが、それはまったく問題なかった。

また、基材に対する印刷適性を試すために20種類程の基材を持ち込んでテストしたが、これも当社で使う分には問題なかった。

ただ、ホイル紙などの通電性があるもの、熱が加わった時に収縮が激しいものは適していないと思う。

 

「PLAVI Pro1050」を導入してから気付いた点としては、ホワイトトナーの濃度が高いので色紙に印刷をするとこれまでにはなかった見栄えのラベルを製作できるようになった。

また、同サイズ複数データ、多品種小ロットの取り扱いがしやすいので極小ロットを連続出力もできる。

さらに、スピード感がある機械なので、顧客から仮データをPDFで受け取ったらすぐにサンプル出力をすると、ダイレクトにインパクトのあるアピールとなってそのまま発注につながる例もあった。

初めてデジタルラベル印刷の採用を検討する印刷会社にはおすすめの機械だと思う。

 

 

 

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