2020年10月08日

㈱リコー(本社・東京都大田区、山下良則社長)は、フェノール系化合物を含まない感熱紙を来春から国内で販売開始し、同社が製造・販売するすべての感熱紙を順次フェノールフリー化していく。

 

同社では長年培ってきた材料技術を活かし、発色感度、印字精細性、画像保存性などにすぐれた感熱紙を、食品、物流、医療、ファクトリー・オートメーションなどのさまざまな分野に、製品や梱包物の属性を自動認識するためのバーコードなどの可変情報を印刷する媒体として提供してきた。

また、感熱紙を安心して使用できるように各国・地域の各種法規制に基づいた厳しい製品安全性評価基準を満たした製品を提供するとともに、最新の規制動向や技術的知見に基づく材料管理を推進してきた。

 

感熱紙の主原材料であるフェノール系化合物に関しては、これまでも「ビスフェノールA」の人体への影響の懸念が指摘され、規制対象となっている。

また、代替材料として使用されてきた「ビスフェノールS」でも同様の懸念が欧州で指摘されている。

同社ではこうした状況を勘案し、来春以降に国内で発売する感熱紙を順次フェノールフリー化していくことにした。

 

その最初のステップとして、「リコーサーマルペーパー タイプ150LA-1」や「リコーサーマルペーパー タイプ135LA-1」などの主力の感熱紙製品をフェノールフリー化する。

 

 

 

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