2020年10月05日

㈱沖データ(本社・東京都港区、森孝廣社長)では9月2日から、世界最小サイズながら高い性能と汎用性、ユーザビリティを実現した幅狭カラーLEDプリンター「PLAVI Pro330S」を発売開始した。

それを受けて10月2日、同社東京ショールームで「PLAVI Pro330S」について詳細に解説する、報道陣向け説明会を開催した。

 

森社長

森社長

会の中であいさつに立った同社の森社長は「当社ではオフィス向けの汎用プリンターだけではなく、プリンターを使用するそれぞれの業種や現場に適した形の、特徴のある製品の提供を目指していく。筐体の小ささを活かしていろいろなシステムやロボットなどにプリンターを組み込み、システム全体の中の印刷モジュールとしてさまざまなソリューションで活用されることを念頭に置いており、今回の製品もその1つとなる。この製品に適した市場が顕在化しているわけではないので、ワークフローの中でうまく印刷モジュールとして活用する場面をシステムインテグレーターとともに見つけていきたい」と述べた。

 

「PLAVI Pro330S」は最小25㍉/最大86㍉の幅狭用紙に、カラーオンデマンド印刷ができるモデル。

幅198×奥行380×高さ195㍉という筐体サイズの小ささながら、1200dpiの高精細印刷、定着器の改良によるファーストプリントまで5秒以下という迅速性、ラベル紙や特殊紙にも印刷できる媒体対応力も兼ね備えている。

ロール紙、ファンフォールド紙(連続印刷可能なミシン目入り用紙)、カット紙に対応し、カッターを搭載しているので連続紙印刷後、必要に応じた長さや枚数にカットすることもできる。

 

PLAVI Pro330S

PLAVI Pro330S

また、「PLAVI Pro330S」の活用をシステムインテグレーターと共創する業務改善システムの第1弾として、㈱寺岡精工(本社・東京都大田区、山本宏輔社長)の売価表示ソリューション「T@POP」で使用する「T@POPカート」搭載用プリンターとして採用された事例を発表した。

「T@POP」は、流通小売業の人手不足という問題点と、複雑化するPOP付け外し作業の効率化という課題を、紙POPとESL(電子棚札)をハイブリッドで使用することで解決するソリューション。

従来はバックヤードでPOPを大量印刷して、それを人が店舗内に運んで売り場を巡りながら貼っていた。

そのような作業が「T@POP」を活用すると、小さくて軽量な筐体の「PLAVI Pro330S」をカートに載せて巡り、店舗内の各売り場で棚札をスキャンすると、該当するPOPをその場で出力できるようになる。

 

また同社では今後もさまざまな業界のシステムインテグレーターのソリューションと連携し、窓口・接客現場で非接触による施設入館証やチケット・クーポンの発行、メーカーの製造工場でロボットアームと連携したラベルの出力・貼付作業の自動ライン化など、IoT端末のひとつとしての活用シーンの開拓を目指していく。

 

 

 

 

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