2020年09月10日

印刷産業の役割を社会にアピールし、業界内の意識高揚を図るために定められた印刷啓蒙月間である「9月印刷の月」がスタートしている。日本印刷産業連合会(藤森康彰会長)では、昭和61年以来、印刷産業に対する社会の理解と認識を深めてもらうことを目的に、毎年9月を「印刷の月」と定め、各種行事を展開している。今年度も「2020年9月印刷の月」として16日にホテルニューオータニで記念式典の開催を予定していたが、新型コロナウイルスの感染が拡大している状況を鑑み、参加者の安全確保を最優先に考慮し、講演会・表彰式・懇親会の開催は中止した。
例年「9月印刷の月」に合わせて全国各地で関連イベントが行われていたが、今年は新型コロナウイルスの影響によりほとんどのイベントが中止または延期となっている。そんな中でも日印産連は令和2年度事業計画の遂行に向けて粛々と準備を進めてきた。
2020年度日印産連表彰(印刷功労賞13人、印刷振興賞18人)の受賞者へは郵送で表彰状を送付。「9月印刷の月」に合わせて藤森会長のビデオメッセージを日印産連ホームページで公開。第19回印刷産業環境優良工場表彰は中止し、2021年に延期となった。「2020GP環境大賞・準大賞」などGP認定制度3賞は9月4日に発表した。
日印産連主催コンクールについて、第54回造本装幀コンクールはコロナウイルス感染症拡大防止のため中止。第54回は2020年度・2021年度の2年分を対象として2021年5月に審査、9月に表彰式を予定している。審査中止に伴い、予定していた東京堂ホールでの受賞作品展示など主催イベントの開催中止、また関連イベントへの出展を中止する。
第72回全国カレンダー展と第62回カタログ展は審査は実施するが、表彰式および展示会は行わない予定。
第59回JPC2020に関しては1月末に審査会を実施し、受賞作品は決定したが4月に予定していた表彰式と展示会は新型コロナの影響により中止。代わって受賞作品カタログを1部800円(税込み)で販売する。

 

 

エッセンシャルワーカーへの感謝用ポストカードを作成

エッセンシャルワーカーへの感謝用ポストカードについて、今年で第4回目にあたる「印刷と私」エッセイ・作文コンテストはコロナ禍の影響で中止したが、それに代わる企画として、日印産連は新型コロナウイルス感染症拡大と日々闘っているエッセンシャルワーカーの人たちへの感謝と応援の声を届けるためのポストカード「心のバトン」(2種類)約5万枚を作成、広く配布する。小山薫堂氏による心の支えとなる言葉と、小池アミイゴ氏による心の癒しとなる絵に、みんなの感謝の言葉を添えて、身近で活躍されているエッセンシャルワーカーの人たちに届けようという取り組み。ポストカードの入手方法については日印産連ホームページで案内する。
このほか、GP周知イベントとして10月29日、リニューアルオープンする印刷博物館において小山薫堂氏と元ミスDJの千倉真理さんによるトークショーをWebで配信する。

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