2020年07月21日

東洋インキグループトーヨーケム㈱(本社・東京都中央区、町田敏則社長)は、これまでの抗菌性ハードコート剤に加え、新たに抗ウイルス性ハードコート剤を開発した。

 

同社はUV架橋技術・微粒子分散技術を活かし、高透明・高機能なハードコート剤を、主にディスプレイやタッチパネル周辺市場向けに提供している。

近年、医療現場や教育現場におけるデジタル化が進みタッチパネルなどの導入により利便性が向上する一方で、不特定多数の人が端末を「指で触る」機会が増えることで、菌やウイルスへの感染などのリスクが増加しており、衛生面での対策が求められている。

そこで今回同社では、抗菌性ハードコート剤「リオデュラスAMBシリーズ」に加え、新たに抗ウイルス性ハードコート剤「リオデュラスAVシリーズ」を開発した。

 

この製品は抗ウイルス性能評価の国際基準であるISO21702をクリアし、エンベロープを持つA型インフルエンザウイルスおよびノンエンベロープウイルスであるネコカリシウイルス(ノロウイルスの代替)に対してともに有効であることが確認されている。

また、抗ウイルス性を付与すると塗膜の透明性が失われてしまうが、リオデュラスAVシリーズは、同社が持つ分散技術により抗ウイルス性と透明性を両立することに成功している。

これからのwithコロナ時代において、モバイル端末のみならずフェイスシールドやパーテーションなど、透明で人が触れる可能性のあるさまざまな部材の保護への応用が可能となっている。

 

 

 

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