2020年07月06日

ハイデルベルグ社は、中国・上海の同社青浦(チンプー)工場で製造・出荷した印刷機の累計が9999ユニット(胴)に達したことを発表した。

 

マーゲンターラー 社長(右)が9,999ユニット目の証明書をシィーアーンヂャンロォン社のサム・チョン社長氏に贈呈

マーゲンターラー社長(右)が9999ユニット目の証明書をシィーアーンヂャンロォン社のサム・チョン社長に贈呈

青浦工場で開催した祝賀セレモニーでは9999番目に製造された印刷ユニットであることを認定する証明書が、その9999番目のユニットを含んだ印刷機の納入先となるシィーアーンヂャンロォン社に贈呈された。

ハイデルベルグ社のライナー・フンツドルファーCEOは、「2006年に稼働を開始した青浦工場の成長と実績は、当社がコアビジネスで成功していること、そしてユーザーのビジネスも成功を収めていることの証明となる。中国は当社にとって、国単位でみると最大の市場となる。この力強い成長が見込める重要市場に投資を継続していき、サービス、営業、製造の人員をさらに1000人以上拡大する」と述べた。

 

9999番目の印刷ユニットを含んだ印刷機を導入するシィーアーンヂャンロォン社は、たばこ、酒、ラグジュアリー製品向けのパッケージを専門とする、中国を代表するパッケージ印刷会社。

深圳にあるシィーアーンヂャンロォン社の工場には菊全判9色コーター付印刷機「スピードマスターCD102-9+L」が納入される。

この印刷機には特別デザインとして、万里の長城の絵がすべての印刷ユニットに描かれ、壁の長さと多ユニット構成であるこの印刷機の長さを象徴的に結びつけている。

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万里の長城が描かれた特別デザインを施した「スピードマスターCD102-9+L」

「当社はハイデルベルグの青浦工場から最初のスピードマスターCD102-8+Lを導入した。我々のゴールは、さらに成功し、さらに成長して、顧客にもっと付加価値を提供することだ。それを実現するための機械として、もうすぐここに搬入される新しいスピードマスターCD102-9+Lが稼働するのを楽しみにしている」とシィーアーンヂャンロォン社のインフォメーションエンジニアリングの責任者を務めるケルビン・チョン氏は語っている。

 

また、ハイデルベルグ・グラフィック・イクイップメント上海のアキム・マーゲンターラー社長は、「市場は進化しており、パッケージ印刷ではとくに独自の印刷機仕様へのリクエスト、また印刷機に付加・搭載するさまざまな異なるリクエストが増えている。ここ青浦工場ではハイデルベルグの製造ネットワークの高度な標準化と高品質が保たれており、つまりウィスロッホ工場と同等の品質を提供できる。そのことを誇りに思っている」と述べている。

 

ハイデルベルグ社の青浦工場ではスピードマスターSX74、スピードマスターCS92、スピードマスターCD102を製造しており、これまでに1万印刷ユニット以上(2400台弱)の印刷機を43の国と地域へ出荷している。

現在、同社が出荷する全印刷ユニットのうちの3割以上が青浦工場で製造されており、同社では今後も青浦工場での生産拡大をさらに加速させる予定。

標準仕様機の製造をさらに増やすほか、パッケージ印刷によく見られる特別仕様の印刷機の生産も拡大していく。

 

 

 

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