2020年06月26日

DIC㈱(本社・東京都中央区、猪野薫社長)は、塗料や印刷インキなどに用いられる速乾性能にすぐれた酸化重合型樹脂の乾燥促進剤(ドライヤー)を開発した。

この製品は「DICNATE(ディックネート)」シリーズとして上市し、すでにサンプルワークを開始している。

今後、アジアや中東、欧米地域などの塗料や印刷インキ業界への販売を視野に、2025年までに売上高10億円を目指す。

 

塗料や印刷インキの硬化や乾燥促進にはドライヤーと呼ばれる金属石鹸が用いられる。

金属石鹸は金属塩と脂肪酸が結合したもので、一般的に水には溶けず有機溶剤に溶ける特性を有している。

また、硬化や乾燥性能を高める場合は一般的にコバルトの金属塩が用いられるが、コバルトは環境への負荷やコストの観点などで課題を抱えている。

 

そこで同社では、コバルトドライヤーと同等以上の速乾性能を有する非コバルトのドライヤーを開発した。

この製品はすぐれた速乾性能を発揮するだけでなく、コスト削減や環境への負荷低減での貢献も期待できる。

さらに、溶剤系だけではなく水系にも用いることができるので、さまざまなニーズに対応することが可能となる。

 

 

 

 

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