2020年05月26日

ハイデルベルグ社は、国際的なパッケージ印刷会社であるカードボックスパッケージング社の米国ペンシルバニア州ピッツトン工場に、同社製印刷機およびマスターワークス製のポストプレス機の総合的なソリューションを納入するとともに、印刷必需品を含むコンサルティングとサービスを通し、プロセスのデジタル化と高生産性実現のサポートをしている。

 

カードボックスパッケージング社は高品質で洗練した技術を駆使して折り箱を製造する、年間売上4500万ユーロを誇る国際的なパッケージ印刷会社。

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スピードマスターXL106-6

生産拠点は、オーストリアとチェコ、そして最近は米国ペンシルベニア州のピッツトンでも生産を開始した。

ハイデルベルグ社は、コンサルティングサービスとともに、機械、サービス、そして印刷必需品までの包括的なパッケージで、ピッツトン工場での生産開始のためのサポートを行った。

ピッツトン工場の稼働にあわせ、ハイデルベルグ社は機器を納入するとともに、短いサプライチェーンと効率的な材料の流れを有したリーン生産方式を構築。

すべてのプロセス構築において全体の経済効率を上げるための分析・検討を行い、CTPの「スープラセッター」、ダブルコーター付6色機にパレットの全自動搬送装置も搭載した「スピードマスターXL106-6」、打ち抜き機「プロマトリックスCSB」、製函機「ダイアナイージーフォルダーグルアー」を納入。

そして、「プリネクトプロダクションマネージャー」によってこれらの機器のプロセスが統合されている。

 

さらに、CTPプレートや印刷必需品もハイデルベルグ社の統合された発注システムによって供給される。

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打ち抜き機「プロマトリックスCSB」

「この36プラスサービスを契約したことによって、我々は“生産の信頼性”を購入している。これまでの経験から、これが間違いなく価値のあることだとわかっている。なぜなら、予期せぬダウンタイムがないようにしてくれるからだ」と、カードボックスパッケージングホールディング社のローランド・ショバールCEOは語っている。

このサービスパッケージには、どこで、どのようにコスト削減の可能性が残されているのかを分析するサービスも含まれている。これによりカードボックスパッケージング社では、無駄のない材料調達も実現している。

「多くの材料メーカーと交渉や発注をせず、ハイデルベルグ社からすべてを調達している。このことが多くの事をより簡単にしている。余計な交渉のための労力・コストを削減し、日々の仕事が軽減できることによって自由な時間が得られ、より重要な仕事に注力できる」とショバールCEOは述べている。

 

サービスパッケージによるコスト計算は精密に行われ、仕事替えにかかる労力も細かく分析される。

そのデータを反映し、食品以外のすべての仕事でも食品安全に適合した低浸透性の印刷必需品を使用して生産することで、仕事替え時間を短縮している。

「ハイデルベルグ社は、ビッグデータやIoTなどのデジタルの課題を積極的に推進している。これにより当社は、新たな投資をすることなくパフォーマンスを向上させることができ、さらに成長するための機会を多く得られる」とカードボックスパッケージングホールディング社のクラウス・ホッケルCEOは言う。

そのデジタル化をさらに推し進めるためにハイデルベルグアシスタントの統合を計画しており、見える化、自社ノウハウの伝承、eShop経由の資材調達、そしてサービススケジュールの調整も具現化させていくことを狙っている。

 

 

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