2015年06月16日

(一社)日本印刷産業連合会(稲木歳明会長)は6月12日、国連が提唱する持続可能な社会の実現に関するイニシアティブである「グローバル・コンパクト」(GC)賛同企業として登録された。日本の経済団体としてGCに賛同表明するのは日本で初めてのケースとなる。

 

日印産連のGC賛同表明は、印刷産業の社会的責任(Social Responsibility、SR)推進のシンボルという意味だけでなく、グローバル化する印刷産業にとって重要な意味を持つ。日印産連は今後、このGCを核に、印刷産業全体のSRの取り組みをさらに強化していくとしている。

 

登録票 https://www.unglobalcompact.org/participant/59551-Japan-Federation-of-Printing-Industries

 

〇グローバル・コンパクト(GC)とは

グローバル・コンパクトは、国連が課題としている、人権の保護、労働(強制労働や児童労働、職業差別などの課題)、環境、腐敗防止の4分野について10の原則を定め、その原則に企業や団体が賛同するとともに、それらの課題解決に自ら取り組むことで、持続可能な社会の実現に貢献しようとする取り組み。

人権

原則1.企業は、国際的に宣言されている人権の保護を支持、尊重し、

原則2.自らが人権侵害に加担しないよう確保すべきである

労働

原則3.企業は、組合結成の自由と団体交渉の権利の実効的な承認を支持し、

原則4.あらゆる形態の強制労働の撤廃を支持し、

原則5.児童労働の実効的な廃止を支持し、

原則6.雇用と職業における差別の撤廃を支持すべきである

環境

原則7.環境上の課題に対する予防原則的アプローチを支持し、

原則8.環境に関するより大きな責任を率先して引き受け、

原則9.環境にやさしい技術の開発と普及を奨励すべきである

腐敗防止

原則10.企業は、強要と贈収賄を含むあらゆる形態の腐敗の防止に取り組むべきである

 

 

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