2020年04月21日

 小森コーポレーション(持田訓社長)の「インプレミアIS29」(29インチ枚葉UVインクジェットデジタルプリンティングシステム)が、日本印刷産業連合会の定める「グリーンプリンティング(GP)資機材認定」制度で、最高ランクとなる「スリースター」認定を取得した。
 

 同社は、進化し続ける印刷環境に対応できるよう「オフセット印刷とデジタル印刷の融合“KOMORI OnDemand”」を提唱している。その一環として、永年培ってきたオフセット印刷機や証券印刷機の技術・ノウハウを基盤にハイエンドなデジタル印刷機の開発に取り組み、印刷会社にふさわしいプロフェッショナルな生産機として結実したのが、インプレミアIS29である。

 同機は、①UVインクジェット技術により特別な用紙が不要②いかなるプリコーティングも認証紙も不要③幅広い紙厚寸法0・06~0・6㍉(片面印刷時)に対応④オフセットに迫る高画質⑤UVインクにより速乾、瞬時に後加工が可能⑥オフセットと同様な高い表裏見当精度という特徴を備える。
 

 環境に配慮した製品作りが求められる昨今、日印産連では環境問題に対する社会的要求の高まりを受け、印刷産業界の環境自主基準となる「印刷サービスグリーン基準」を制定している。グリーンプリンティング認定制度(GP認定制度)では、この基準を達成した工場や資機材、印刷製品にGPマークが付与される。
 GP認定制度は「GP工場認定(印刷工場自体)」「GP資機材認定(印刷工場が使用する資機材)」「GP製品認定(認定工場が製造した印刷製品)」の3つの制度で構成される。
 

 インプレミアIS29が取得したGP資機材認定では、環境配慮度合いの達成点数を算出し、3段階のGPマークが表示される。印刷資機材のGPマークはスリースターからワンスターまでの3種類で、☆の数が多いほど環境配慮の度合いが高いことを示す。
 認定を受けた資機材は日印産連のホームページで環境配慮の内容を確認することができ、インプレミアIS29の認定証明ページでは、インキや洗浄剤等の有害物質が不使用な点や、インキのVOC含有率が0%であることなどが確認できる。
 

 小森コーポレーションでは、「GREEN(グリーン)」を、環境・人・自然などさまざまなものの共生を象徴するキーワードと位置づけている。
 「それぞれが共生することで、相互のバランスが保たれた穏やかで明るい未来を築くこと」、それが同社が提唱する「グリーンコンセプト」である。このグリーンコンセプトのもとに、今後も損紙の低減や作業環境の改善、省エネや騒音低減などを進化させながら、「環境と人と自然の共生」を目指して環境配慮型印刷機だけでなく資機材の開発に取り組んでいくとしている。
 
 

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