2020年04月16日

富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ(FFGS、辻重紀社長)は3月末、高度な自動組版機能を持つバリアブル印刷ソフト「FormMagic5」を発売した。従来版「FormMagic4」の機能を継承しながら、バリアブルデータ生成の一層の高速化を実現し、操作性を一段と向上させた。
 

FormMagicは、単なる宛名書き・差し換えソフトの領域を超え、宣伝効果の高いバリアブル(可変)プリントデータが作成できる、プロフェッショナル向けのソフトウェアである。流し込む項目データの有無やフラグを判断し、レイアウトを可変させる「自動判断組」や、グラフ作成、イメージバリアブルなども可能なため、顧客情報に合わせて宣伝商品・表現を変えるOne to One明細書や健康診断レポートなど、リッチデザインが求められる印刷物に最適である。2003年の発売以来、印刷会社の高度な要望に応えながらバージョンアップを重ね、600本の導入実績がある。

 

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近年、消費者ニーズの多様化に伴い、企業のマーケティングで、One to One対応の重要性が叫ばれており、とくに紙のDMによる効果が再認識されている。
 

顧客データの性別・年齢・趣味嗜好・購買履歴などに応じて内容を可変させたパーソナライズDMをはじめ、健康診断レポートでも一人ひとりの結果に合った内容を盛り込むなど、「読んでもらうプリント」のニーズが確実に高まっている。その重要性を認識しながらも、ノウハウや設備を持たないために、なかなか一歩を踏み出せない企業も少なくない。こうしたことから、印刷会社のノウハウ、提案への期待が高まっている。
 

FormMagicを活用することで、印刷会社はクライアントに対し、バリアブル印刷を用いた効果的な提案を行うことができ、ビジネス発展に貢献することが可能になる。
 

主なバージョンアップ内容は次のとおり。

①PDF出力機能(オプション)のPDF生成速度を向上。FormMagic4と比較し、約2~3倍の速度向上が見込める。
②ユーザーインターフェイスを改良。メニューの選択や複雑な設定が、より簡単な操作で行えるようになる。

③「ホットフォルダ機能」などの新機能を追加。データをフォルダに投げ込むだけで出力可能な「ホットフォルダ機能」により、プリンターの専任オペレーターなど、FormMagicの知識のない人でも、簡単に出力作業が行える。
「FormMagic5」は、「PDFの生成速度」「使いやすさ」の向上により、印刷会社のビジネスを強力にサポートする。

 

 

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