2020年04月15日

池田幸寛

池田幸寛社長

ステークホルダーと健全な調和のとれた事業活動を目指してCSRに取り組んでいる池田印刷㈱(本社・東京都品川区西五反田6の5の34、池田幸寛社長)は、このほど、活動報告書『CSR&SDGsレポート2019Vol.15』(A4・本文62㌻)を発行した。
 

同社は、昨年創業66周年を迎え、CSRの取り組みも15年を数え、昨年の報告書ではこれまでのCSR活動の推進状況を説明するとともに、新たなテーマとしてSDGs(持続可能な開発目標)にどのようなアプローチを試みているのかを紹介した。
 

昨年、同社ではSDGsに取り組むにあたり、バリューチェーンを分解して自社の事業活動や商品・サービスが社会に与えるプラスの影響とマイナスの影響を分析し、プラスの影響は最大化し、マイナスの影響は最小化させていく方策を探った。併せて、全従業員を対象に意識アンケートを実施した結果、SDGsが提示する17の目標、169のターゲットに対して、自らが取り組むべき優先課題に「持続可能な生産や消費」や「ディーセント・ワーク(やりがいのある仕事、そのための労働環境)」が挙げられるなど、同社が製造業という立場でどのように社会に貢献していくべきか、またその際の人づくりや職場づくりをどう捉えていくべきか、社員一人一人が真剣に向き合い、より良い将来を考えていることが実感できる、さまざま取り組みをステークホルダーにわかりやすく紹介している。
 

第15号の報告事業期間中の2018年9月に行われた日本印刷産業連合会主催「第17回印刷産業環境優良工場表彰」において、京浜島工場が最高賞の経済産業大臣賞を受賞。さらに11月3日には東京・お台場のTOKYO BAYCOURT CLUBで創立65周年記念式典ならびに第17回印刷産業環境優良工場表彰経済産業大臣賞受賞祝賀会を全従業員とその家族を招待して開催したもようを最大のトピックスとしてトップページで紹介。さらに、「経営」「お客さま」「環境」「社員」「取引先」「社会」の視点で自社の事業活動を「池田印刷におけるコンプライアンス」「品質管理」「緊急事態対応機能」「環境への取り組み」など28のキーワードで紹介している。
 

発刊に当たって、池田社長は、とくに環境活動に触れ「(経済産業大臣賞受賞で)20年前、紙のリサイクル運動から始まり環境活動を本格化させた私たちの環境への取り組みが大きく認められた瞬間だった。ハード、ソフト面での労働環境の整備、実測値から具体的目標を定めて取り組んだCO2削減をはじめ、CSRを取り入れてからはBCPの策定や事業所が属する地域のまちづくり事業への参画など、より幅広い視点での取り組みへと発展させてきたことを評価いただいた。この受賞は当社にとって一つの到達点である一方、受賞の背景にある皆様の期待に今後も応えていく契機になるものと捉えている。当社の中長期計画では、現状に満足せず5年先、10年先を見据えた活動を予定している。今年は京浜島工場に続いて本社でもGP認定工場を取得したほか、経営情報システム(MIS)の本稼働を実現しスマートファクトリーへの足掛かりを作った。これからも未来へ続く企業として、低炭素企業から脱炭素企業を目指し地球環境を保全し続ける企業として、社会とともに成長を続けたい」と新たな決意を語っている。
 

巻末には、同社の事業活動に対する第三者意見書として、PHP総研主席研究員で立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科特任教授の亀井善太郎氏が「池田印刷は、印刷業界そして中堅中小企業におけるCSR経営のリーディングカンパニーである。同種の企業ではいち早く定期的なCSRレポートの発信を始め、今号で15号の発行となった。とくに本年は、これまでの優れたCSR経営、とくに環境面での活動が評価され、経済産業大臣賞を受賞されたことは特筆すべきこと」と高く評価している。
 

第15号表紙
 
 

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