2020年04月15日

急増する訪日外国人や外国人就労者などとの多言語コミュニケーションを支援するソリューションとして、凸版印刷が提供している音声翻訳サービス「VoiceBiz(ボイスビズ)」が2020年3月1日から松屋フーズが運営する都内の「松屋」の渋谷宮益坂上店、四谷二丁目店、新宿大ガード店など20店舗に導入された。

 

松屋フーズでは、外国人従業員とのコミュニケーション施策や、増加している外国人客へのサービス品質向上の取り組みを推進しており、その一環として2019年10月から「VoiceBiz」のトライアルを実施した。「VoiceBiz」はスマートフォンやタブレット端末にインストールするだけで使用できるアプリ型のサービスであるため導入が容易なこと、さらに翻訳性能の高さや、操作方法の分かりやすさも評価され、採用された。

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「VoiceBiz」は、急増する訪日外国人や在留外国人との多言語コミュニケーションを支援する、音声翻訳サービス。スマートフォンやタブレットにインストールしたアプリを利用し、音声11言語、テキスト30言語の翻訳が可能。翻訳エンジンには情報通信研究機構(NICT)が開発を進めている、深層学習を用いたニューラル機械翻訳(NMT)技術を採用。翻訳結果をSNS/メールなどにマルチ展開できる「コピー機能」や、フレーズを登録できる「お気に入り機能」などで、ユーザビリティを高めている。
また、あらかじめ翻訳した観光名所/商品名/施設名などの固有名詞や、利用頻度の高い定型文は、翻訳サーバに登録することで、より使いやすいサービスにカスタマイズできる。ユーザからの要望に対応し、「ログ削除機能」もあることから個人情報保護など、よりセキュアな環境でのサービス利用も実現している。

 

音声翻訳で選択できる言語は11。日本語と、英語/中国語(普通話)/韓国語/インドネシア語/タイ語/ベトナム語/ミャンマー語/ポルトガル語(ブラジル)/フランス語/スペイン語。
テキスト翻訳で選択できる言語は30。日本語と、英語/中国語(簡体字)/韓国語/台湾華語(繁体字)/アラビア語/イタリア語/インドネシア語/オランダ語/スペイン語/タイ語/デンマーク語/ドイツ語/ヒンディ語/フィリピン語/フランス語/ベトナム語/ポルトガル語/ポルトガル語(ブラジル)/マレー語/ロシア語/ミャンマー語/ウルドゥ語/クメール語/シンハラ語/トルコ語/ネパール語/ハンガリー語/モンゴル語/ラーオ語。

 

専用アプリをストアからダウンロードし、IDとパスワードの入力で認証を行うだけで、サービスが利用できる。認証後、翻訳する言語を選択し、端末に向かって話しかけると、選択した言語が簡便に翻訳できる。
標準価格は初期費用100,000円。1台当たり1カ月5,000円。

 

凸版印刷は、音声翻訳精度のさらなる向上に向け、コーパスの追加やさまざまなデバイスに対応することでサービスを拡充させていく。訪日外国人の受け入れを行うおもてなし事業者や、外国人就労者や技能実習生の増加が見込まれる介護・農業等の分野へのサービス導入、サービスの多角化を進め、2020年度に10億円の売上を目指す。

 

 

 

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