2020年04月10日

喜田眞司

喜田眞司社長

㈱石田大成社(喜田眞司社長、本社・京都市中京区)は、4月1日付で社名を「株式会社ITP」へと変更した。“ITP”は、同社のブランド名として社章や名刺などに使用してきたが、今後は4年前に迎えた創業100周年のポストイベントの一環で、新時代にふさわしい新たな経営体制のシンボルとして掲げ、社員一丸となってさらに社業に邁進する決意だ。

 

2016年に創業100周年を迎えたのを機に、喜田社長をトップとする経営体制を一新。好調な業績を反映して、利益を社員に公平に配分する給与体系や、ガラス張りの公正な人事制度など、社員重視の大胆な制度改革を実施してきた。そうした中で、社名変更が取締役会などで論議されてきたが、2年前にブランド名をITPとすることで、新社名の浸透を図った。

 
社名変更の主な理由は、新体制の下で、経営理念も株主構成も経営手法も従来とはまったく異なった、新時代にふさわしい社員重視の民主的な新たな企業に生まれ変わったことを、社内外に宣言するためである。また、これまでの石田大成社の社名は古めかし過ぎて、新卒採用時に就活生の胸に響きにくいことや、ブランド名としてのITP制定から2年が経過し定着してきたことから、社名変更に踏み切ることになった。社名変更は昨年9月の定時株主総会で正式決定し、ITPの新社名文字デザインも社内公募で決まった。

 
同社の2019年6月期(第91期)のグループ総売上高が、中期経営計画の目標である300億円に迫り、経常利益も37億円を突破して過去最高の増収増益を記録した。好業績の主な要因は、国内子会社では遠藤写真工芸所のグループ化とクレイの参入、ITPエンタープライズとITP運輸の好業績が大きく貢献。海外子会社では、ITPアメリカを稼ぎ頭に欧州や中国、ミャンマーなどが好調だった。

 
この結果、国内子会社の売上高合計は82億円、利益合計は7億7600万円、海外子会社の売上高合計は23億円、利益2億円となって、中期経営計画で設定した内外子会社の売上高目標100億円を達成。帝国データバンクの2019年調査によると、同社は印刷業界で売上高全国24位、利益面では9位にランキングされている。

 
〈会社概要〉
会社名=株式会社ITP▽代表者=代表取締役社長 喜田眞司▽本社=京都市中京区丸太町通小川西入▽創業=1916年(大正5年)5月5日▽資本金=9000万円▽社員数=910人(グループ全体1357人)▽売上高=193億2500万円(2019年6月期)▽経常利益=27億4000万円(同)

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