2020年04月16日

北島憲高

北島憲高理事長

東京都ラベル印刷協同組合(北島憲高理事長)は、新型コロナウイルスの発生に伴い、3月中旬に組合員を対象に緊急アンケート調査を実施した。その結果、徐々に影響が出始めており、先が見えないことに大きな不安を持っていることが明らかになった。

 
同調査は、組合員45社を対象に3月11日から16日まで実施、自社の新型コロナウイルス感染防止対策、ユーザーからの意見要望、現在一番困っていることなどについて回答してもらった。回答数は21社、回答率は47%。

 
それによると、問1「新型コロナウイルスに対して、貴社では何らかの対策をとっていますか」では、「とっている」が85%、「とっていない」が15%。

 
問2「とっている」と回答した組合員に具体的な内容を聞いたところ、①手洗い、うがいの励行など②社内の共用部分の消毒(ドアノブ、階段手すり)③社員へマスク支給、うがいの励行、空気清浄機の設置④テレワーク、時差通勤、フレックスタイム、出張の制限(大手企業)⑤持ち込み納品の一時停止⑥資金手当て(セーフティネット)などの回答があった。

 
問3「新型コロナウイルスに関してユーザーから何か言われていますか」では、「言われている」が47%、「とくに何も言われていない」が53%だった。

 
問4で、ユーザーから言われている内容について具体的に回答を求めたところ、①訪問の自粛要請、少人数訪問②訪問時の問診票の提出、直前の体温測定③社員に感染者が出た場合の調査、報告、対応策④納期遅れを心配する問い合わせ、納品を発送に切り替え指示――となった。

 
問5「今現在一番困っていることは何か」では、①マスク、消毒薬(アルコール)の不足②社員の健康管理、社内の感染防止策③得意先に訪問できない④受注減、売り上げ減少(必ずしもコロナの影響とはいえないが)⑤先がまったく見えない⑥4月からの新年度の計画が立てられない――などが挙がった。

 
緊急アンケート調査結果について組合では、「やはりマスク、消毒薬の不足が大きな問題で、社内の感染防止と対策、得意先への対応が当面の課題。先がまったく見えないことも大きな不安になっている。受注減は今のところ大きな落ち込みにはなっていないが、むしろ今後2、3カ月後に大きな影響が出るものとみられる。組合としても国や東京都の緊急融資などのセーフティネットなどの情報を的確かつ迅速に紹介していきたい」と今後の組合の対応を示した。

 

東京都ラベル印刷協同組合は、5月21日午後5時から東京・池之端の「上野東天紅」で第54回通常総会を予定している。

 

 

 

 

 

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