2020年03月25日

独・ハイデルベルグ社は3月17日、会社の経営をより強固にするため、財務状況改善に向けた包括的対応策を発表した。

この対応策には、収益性のあるコアビジネスにフォーカスするための製品群の再編、グローバルで2000人規模にのぼる組織のスリム化、デジタライゼーションをさらに進めながらもコアビジネスにおける技術優位性を維持・推進する方針、そして各種財務戦略による負債の一掃といった内容が含まれている。

 

同社のライナー・フンツドルファーCEOは、「今回の当社の再編は、我々にとって痛みをともなう措置を含んだ抜本的な改革の一歩となる。この決断を下すのは容易ではなかったが、会社を再び成功へ導くためには必要な決断だった。利益が上がらない製品の生産を中止することで、当社の強みであり収益性の高いコアビジネスにフォーカスすることができるようになる。そしてこのコアビジネスとなる分野において当社は、デジタライゼーションを活用して市場をリードする地位をさらに拡大していく。世界中のユーザーには引き続き、世界をリードするテクノロジー、デジタルソリューション、サービスを提供していく」と今回の包括的対応策について述べている。

 

製品群の再編には、大判(VLF)の枚葉オフセット印刷機とB1判インクジェットデジタル印刷機「プライムファイア106」の生産中止の決定も含まれている。

 

今回の包括的対応策の責任者である同社のマーカス・A・ヴァッセンベルグCFOは、「各種財務戦略を含むこの包括的対応策によって、当社はすべての力を総動員して会社を立て直す。そうすることによって、当社はこの経済的に不確実性の高い時にさえ力強く活動していくことができるだけの頑強な会社になる」と述べている。

 

 

 

 

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