2020年03月19日

東洋紡㈱は、2月7日午後3時から同社東京支社(東京都中央区)に東京都正札シール印刷協同組合組合員や報道陣を集め、ペットボトルリサイクル樹脂を使用したラベル用空洞含有白色合成紙「カミシャイン」の説明会を開催した。
 

「カミシャイン」は、ペットボトルリサイクル樹脂を25%以上使用し、空洞化構造により約30%の原料削減を達成するなどして、低コストで環境負荷の低減を徹底的に追求したラベル用ポリエステル合成紙である。
 

説明会でははじめに、シール・ラベル印刷業界を代表して、東京都正札シール印刷協同組合の田中祐理事長があいさつに立ち「最近は、SDGsにはじまり、海洋プラスチック問題など、プラスチックそのものが悪だというような言われ方をしている風潮もあるが、われわれの生活の中ではプラスチックは有効に使える分野が多数あると思う。そういった中で、カミシャインはペットボトルを再生原料として使用しており、リサイクル、リデュース、削減というところで興味深いものとなっているのでしっかりと勉強していきたい」と述べた。
 

田中祐理事長

田中祐理事長


 
続いて「カミシャイン」を開発した東洋紡の会社紹介があり、同社東京工業フィルム営業部の加藤勝也マネージャーが同製品の説明を行った。
 
「カミシャイン」

「カミシャイン」


 
それによると、「カミシャイン」の特徴は、①白色不透明のポリエステル系合成紙=PP合成紙に比べ、耐熱性、寸法安定性、耐薬品性、強度が優れる②内部に空洞を含有している=打ち抜き適正や断熱性に優れ、軽量化により低コスト化、省資源化を達成③さまざまな印刷に適応できるコーティング層=さまざまなインクやコート剤との密着性に優れる④PETボトルリサイクル樹脂を使用=環境負荷低減に寄与する。
使用用途としては、①ポップラベル=曲げに強く、ピンと立つことができる②冷凍食品ラベル=水に強い③食品ラベル=TTRやLBPで可変情報も印字可能など。
 
 

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