凸版印刷(麿秀晴社長)は3月2日、新型コロナウイルスに対する同社の取り組みについて明らかにした。
同社は新型コロナウイルスによる社内外への感染被害防止と勤務する従業員の安全確保のため、社長を本部長とする対策本部を設置し、次の対応を進めている。
ピークシフト通勤、テレワーク勤務へ
1.勤務形態について (製造部門を除く全部門対象)
・公共交通機関の混雑を避けるための「ピークシフト通勤」の推奨
・業務内容に応じ、テレワーク勤務および、在宅勤務の実施
国内出張、多人数の集まるイベントへの参加は自粛
2.事業活動について
・海外出張の原則禁止および、不要不急の国内出張の自粛
・複数事業所から多人数が参加する社内会議・研修の中止または延期および、WEB会議などを活用したリモートでの開催
・同社が主催するイベント(社外向けセミナー、社内行事、懇親会など)の中止または延期
・社外セミナーや研修、展示会などの多人数の集まるイベントへの参加自粛
マスク着用推奨、手洗い励行
3.その他
・外出、得意先訪問、面談時のマスク着用の推奨、および手洗いの励行
・製造部門を対象とした、検温など健康チェックの実施
・発熱や咳など呼吸器症状がみられる場合は、出社を控えること
・従業員の身近に感染者または、濃厚接触者が確認された場合は、その旨を会社に報告し、当該従業員はその状況に応じて自宅待機
同社は、今後も社内外への感染被害抑止とグループおよび協力会社の従業員の安全確保を最優先に、政府・行政の方針および、同社の対応方針に基づき、状況に応じて必要な対応を実施していく。