2020年02月10日

西川会長

西川会長

日本アグフア・ゲバルト㈱(本社・東京都品川区、岡本勝弘社長)は「page2020」会期初日の2月5日、同会場に隣接する東京・豊島のサンシャインシティコンベンションセンターで「第35回アグフアユーザー会」を開催した。

多くの参加者が訪れた今回のユーザー会は、①同社マーケティング本部の肥田木淳司執行役員による「日本アグフア・ゲバルトの取り組み」を演題としたセミナー、②ダイコロ㈱(本社・大阪府枚方市招提田近2の8)の松本秀作社長による「卒業アルバムのトップメーカーによる生き残りをかけた新たな経営戦略」を演題としたセミナー、③「スブリマプラス印刷コンテスト2019-2020」表彰式--の3部構成で行われた。

 

会の冒頭、あいさつに立った同会の西川誠一会長(㈱ニシカワ・社長)は、「近年、デジタルメディアが伸長している影響もあり、印刷需要が減少している。オフ輪を主体とした営業をしている当社でもその影響を実感しており、枚葉オフセット印刷機やオンデマンド印刷機を導入するなど、新しい分野の仕事を増やすことでオフ輪の仕事の減少分を補っている。また、自動化による社内のスリム化も図ることで、売上は減少するものの利益は残せる体質を目指している。市場環境が大きく変わる中、これまでと同じやり方で利益を上げ続けていくのは難しいだろう。そこで、縁があって集まったアグフアユーザー会の会員各社同士で、それぞれの会社ごとに有している特徴・強み・情報をもって互いにビジネスを補い合うことで、この会を有意義に活用してもらいたい」と述べた。

 

岡本社長

岡本社長

また、同社の岡本社長は「日本市場はグローバルな観点からすると独特な商慣習があることから、どの業種でも外資系企業が定着しにくい環境にあるが、当社はみなさまからの篤い支持のおかげで今年12月に創業70周年を迎えられることになった。昨年は、プレート出荷量を引き続き伸ばすことができた上、プリプレスのファクトリーオートメーションを図るシステム・機器の販売も好調だった。また、インクジェット分野でもこれまでにない台数を販売することができた。しかしながら今年は、印刷市場の縮小や資材高騰、働き方改革に応じた経営が求められるなど、楽観視できる状況ではない。これまでと同じ方法をなぞるだけでは生き残ってはいけないので、我々としても目の前にある課題を解決していきながら、勝ち残っていける体質へと変革するための挑戦・努力をするユーザーをしっかりとサポートできる体制も整えていきたい」と述べた。

 

 

セミナーの1つ、ダイコロの松本社長による「卒業アルバムのトップメーカーによる生き残りをかけた新たな経営戦略」を演題とした講演では、卒業アルバムという子供の数の増減と市場の大きさが比例する土俵で戦う上で、少子化が進む今どのようにして次代に向けて活路を見出しているか解説した。【セミナーの内容の詳細は本紙にて】

 

 

松本社長

松本社長

セミナーに引き続いて、毎年恒例となっている印刷コンテスト「スブリマプラス印刷コンテスト2019-2020」の表彰式が行われた。

同社が提供しているAMスクリーニングとFMスクリーニングの技術を融合させたXMスクリーニング「スブリマ」は、誰にでも刷れる高精細スクリーニングとして市場から高い支持を受けている技術。

「スブリマプラス印刷コンテスト」は、この「スブリマ」を用いて印刷した印刷製品の技術、品質、印刷物の付加価値を競うコンテストとなる。

受賞社は次のとおり。

 

【写真集・冊子部門】

▽金賞=㈱サンエムカラー、▽銀賞=秋田活版印刷㈱渡辺美術印刷㈱、▽審査員特別賞=ダイコロ㈱、昭栄印刷㈱㈱教文堂、▽社長賞=紅屋オフセット㈱富沢印刷㈱、▽新人賞=中村印刷㈲

 

【カタログ・ポスター部門】

▽金賞=秋田活版印刷㈱、▽銀賞=原多印刷㈱、▽審査員特別賞=㈱ミツモリ佐川印刷㈱、▽社長賞=㈱トータルプルーフサンケイ総合印刷㈱

 

【販促・PR部門】

▽審査員特別賞=㈱イセブ、▽社長賞=㈱きど印刷所

 

【インクジェット部門】

▽金賞=㈱堀内カラー、▽銀賞=㈱パック・ロード、▽審査員特別賞=㈱ケイジパック

 

 

 

 

 

 

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