2015年06月12日

リョービMHIグラフィックテクノロジー㈱と㈱ミノグループは6月9・10日の両日、世界で初めてオフセット印刷機で成型用フィルム印刷を実現した「SAT(Screen Advanced Technology) SYSTEM」の特別内覧会を、開発初号機が稼働する大和グランド㈱(本社・愛知県名古屋市北区西味鋺1の901の4、河合真吾社長)で開いた。

 

「SAT SYSTEM」は、世界初となるオフセット印刷によるインモールド成形用のフィルムへの印刷技術。リョービMHIグラフィックテクノロジー製の枚葉オフセット水なし印刷専用LED-UV印刷機のカスタマイズ機、ミノグループが開発した成形性や耐熱性を高めた専用のオフセットインキ、成形過程では水が差し障りとなる可能性があることから東レ㈱の水なし平版を用いて行うもので、大和グランドでは昨年末からこの開発初号機を稼働させている。

 

SAT SYSTEMで3種類の原反への印刷を行った

「SAT SYSTEM」で3種類の原反への印刷を行った

印刷実演では、通常のコート紙、0・188㍉厚の白色PET、ポリカーボネートの3種類の原反に、毎時1600回転の超低速で30枚ずつ印刷(機械の最高速は毎時8000回転)。従来手法であるスクリーン印刷の隠ぺい性・耐候性という特徴に加え、オフセット印刷の短納期・大量生産性のほか、印刷立ち上がりの早さ、インキ密着性、高精細(200線)印刷という特徴もあわせ持つことをアピールした。

 

また、高細線・高品位で耐久力がある印刷物を量産できることから、インモールド成形用のフィルムのほかに、内壁材、壁面パネル、乗物の外装材といった用途にも適している。

 

 

 

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