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ミヤコシ、3月4~6日に開催予定の「drupa2020展示機 内覧会」を中止 新型コロナウイルス感染拡大の状況を考慮
㈱ミヤコシ(本社・千葉県習志野市、宮腰亨社長)は3月4~6日の3日間、秋田・横手の㈱宮腰デジタルシステムズで「drupa2020展示機 内覧会」を開催する。
この会では、6月16~26日までドイツ・デュッセルドルフで開催されるdrupa2020で同社が出展する製品を、本番に先駆けて国内で披露する。
主な出展機は次のとおり。
▽軟包装用水性インクジェットプリンター「MJP30AXF」
高濃度と食品安全を実現する水性顔料インクを使用し、食品関係製品を含む軟包装パッケージの少量多品種を強力にサポートする最先端のデジタル印刷機。
1200×1200dpiの最新プリントヘッドを採用して高い印刷品質を実現している。
給紙部に続いてプライマーコート、5色インクジェット印刷部(CMYK+WW)、巻取部という構成で、インクジェットによる白ベタ2度刷りによる高い隠蔽率とカラー彩度も実現。
最大印刷幅は750㍉㍍、対応基材厚は12~100μ㍍で、最高印刷速度は毎分50㍍。
▽間欠オフセットラベル印刷機「MEL13A」
オフセット印刷による高品質印刷でワイン、食品、飲料品、化粧品などの一般ラベル製品を、小~中ロット生産するために設計された、最大印刷幅330㍉㍍の機械。
既存機のMLPシリーズの技術を踏襲し、使い勝手向上のためのオプション機能を標準装備しつつ、低価格を実現したエントリーモデルとなる。
印刷天地サイズ(165.1~330.2㍉㍍)に関係なくつねに印刷最高速度の毎分150ショットで印刷し、安定して最高クラスの生産性を実現する。
間欠方式を採用していることで、印刷天地サイズに関わらず同じサイズのブランケットが使用可能なのでジョブごとの交換が不要となるため、低コスト化と準備時間短縮にもつながる。
展示機は、給紙部からオフセット印刷部4色、ホットフォイル、オフセット印刷部1色、ホットフォイル、フレキソ印刷部、平台スクリーン印刷部、巻取部という構成。
ユーザーのニーズに応じて、さまざまなワンパスインライン加工に対応できる。
▽高速水性インクジェットプリンター「MJP20XV」
1200×1200dpiの高画質印刷と毎分250㍍(1200×720dpi時)の高生産性をあわせもった、最大印刷幅508㍉㍍のモデル。
最新の非循環式プリントヘッドの採用によって着弾精度が向上し、スジ・ヨレが軽減。
また、見当精度向上のための新機能も搭載している。
▽そのほか、フルカラーインクジェットプリンター「MJP20AXW」、ラベル用UVインクジェットプリンター「MJP13LXV」、プリンター前後加工機のパネル/サンプル展示も行う。
【開催概要】
▽会場=宮腰デジタルシステムズ(秋田県横手市大雄字高津野111)
▽日時=3月4・5・6日。各日とも、①午前10時半~、②午後1時半~――の1日2回。
※要事前申込