2020年01月07日

麿秀晴社長

麿秀晴社長


 

今年、凸版印刷は創立120周年を迎えます。日本、そして世界のトッパングループの皆さんと一緒に、この節目の年を輝く年にしていきたいと考えています。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

昨年6月に社長に就任して以来、私は国内外の事業所や工場、開発部門などを訪問しました。現場での皆さんの懸命な取り組みを見て感じたことは、トッパングループは持続可能な成長を実現する高いポテンシャルがあるということです。ただし、ポテンシャルを十分に顕在化させるためには「イノベーション」と「アクション」が必要です。デジタル変革によって世の中が大きく変化する今、トッパングループはイノベーション創出に挑戦し続けなければなりません。変化をチャンスと捉え、常にチャレンジし、自らの、そしてトッパングループの可能性を広げてほしいと思います。

 

今回、これまで年頭に掲げていた「経営スローガン」を、社員一人ひとりの行動変容につなげる「心構え」を表すものとして、「アクションスローガン」と名称を変えました。
 

本年のアクションスローガンは、「GO BEYOND EXPECTATIONS 変化に挑む、変化を起こす」です。

 

Expectationは「期待」という意味であり、複数形にしたのは、お客さま、株式市場、社会、あるいはチームメンバーなど対象がさまざまであるからです。社員一人ひとりが期待を超えた活動を行い、期待を超えた製品やサービスを提供できるようになってほしいという願いを込めました。皆さんが、期待に応えるだけでなく、期待を「超えて、動き出す(GO BEYOND)」という心構えで新たな一歩を踏み出せば、自身だけでなく、会社にとっても大きな力になります。
 

デジタル化のスピードは、ますます加速しています。私たちは120年間培ってきた「印刷テクノロジー」を一層進化させるとともに、新たなテクノロジーを付け加え、次なる成長に向け飛躍しなければなりません。
 

私は、新事業を開発し、新領域を開拓するためのリソースがトッパングループには十分にあると考えています。組織や国内外の枠を超えて、活発な情報交換や議論を行い、グループ全体でリソースの使い方を考えれば、今まで以上に活用の幅が広がるはずです。

 

また、持続可能な成長を続けるために、お客さまの期待に個々に応えていく「受注型ビジネスモデル」から、当社に寄せられる期待を超えた製品やサービスを提供する「創注型ビジネスモデル」へ変革していく必要があります。この「創注型ビジネスモデル」は、二つの要素から成り立ち、一つはお客さまや社会からの期待を超えることで生み出される「付加価値」、もう一つは確立されたビジネスモデルを社会的課題解決のレベルに高め、水平展開することによる「飛躍的なビジネス規模の拡大」です。トッパンにおいては、デジタルトランスフォーメーション(DX)やSDGs 視点でのソリューション提供が、社会的課題を解決するという点で重要なテーマになってきます。

 
このような活動を支えるために、研究開発・技術開発を強化していきます。とくに、新事業創出や競争優位性の確立といった観点での研究テーマは重要かつ喫緊の課題です。事業部と総合研究所が情報共有を行い、テーマアップを推し進めてください。
 

トッパングループの「あるべき姿」の実現のために中期経営計画達成に向けて、社員一人ひとりがさまざまなステークホルダーの期待を超えた挑戦や課題解決に取り組んでいきましょう。
 

(2020年1月6日 要旨)

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