2019年12月10日

第49回日本プロモーショナル・マーケティング協会展2019〈主催=日本プロモーショナル・マーケティング協会(JPM)、後援=経済産業省〉の贈賞式「JPMアワード贈賞式2019」が11月28日、東京・千代田区の大手町サンケイプラザで行われた。
 

岸直彦

岸直彦理事長

 
主催者を代表して岸直彦理事長から「今回よりメインとなる『JPM POPクリエイティブ・アワード』の枠組みを大きく改定した。世界的なPOP広告のアワードである『Shop!OMA Awards』とライセンス契約を締結したことにより、金賞以上の作品がPOPの世界一を競う『ショップ・グローバル・アワード』へのエントリーが可能となり、世界基準のアワードへと進化を遂げた。その象徴として、最高賞である経済産業大臣賞に『Shop!OMA Awards』でも使用され、業界最高の栄誉のシンボルである『インデアントロフィー』が授与されることになった。『JPM POPクリエイティブ・アワード』には、全25部門640点以上のエントリーをいただいた。プロモーション業界は、どんなに生活者がそのスタイルや購買行動を変えようとも、生活者に購買を動機付け、マーケティング活動に決着をつける、そういう普遍的かつ極めて重要な役割を担っている。JPM協会展、本日の贈賞が、今後のプロモーション業界のさらなる発展に寄与することを期待する」とあいさつがあった。

 
続いて来賓を代表して、田中信明経済産業省コンテンツ産業課課長補佐が「近年メディア環境の変化が大変激しく、とくにデジタル広告については、今年テレビ広告を抜くといわれている。こういった変化の中、生活者の価値観、情報行動も変動している。変化をきめ細かくとらえ続けていくことは、この場にいる方々にとって大変大きな課題だと認識している。本協会展は来年50回を迎える。来年は東京オリ・パラ、5Gのサービスの開始と大きなイベントが目白押しである。これらは国内消費を喚起するのみならず、メディア環境、生活者の行動が大きく変化するトリガーとしての意味合いを持っている。その中でプロモーショナル・マーケティングに携わる皆さんのクリエイティブ溢れる作品で、消費経済を一層活気づけていくとともに、次の50年に向けた業態変革、飛躍の年となることを期待している」とあいさつした。

 
贈賞式では、次の部門の贈賞が行われた。
▽第21回ヤングPOPクリエイティブ・アワード
▽第49回JPM POPクリエイティブ・アワード
▽第17回JPMプランニング・ソリューション・アワード
▽第2回JPM買い場イノベーション賞
▽第49回JPM POPクリエイティブ・アワード
▽第17回JPMプランニング・ソリューション・アワード プロモーショナル・マーケティング大賞「幸楽苑のV字回復を生んだ『経営と広告の統合プロモーション』」(広告主/㈱幸楽苑ホールディングス・出品会社/㈱博報堂)
▽第49回JPM POPクリエイティブ・アワード 経済産業大臣賞「ジョセフジョセフキッチンウェア陳列台」(広告主/ブランド・ロイヤルティ・ジャパン㈱・出品会社/㈱システムコミュニケーションズ)
 

経済産業大臣賞「ジョセフジョセフキッチンウェア陳列台」と『インデアントロフィー』

経済産業大臣賞「ジョセフジョセフキッチンウェア陳列台」と『インデアントロフィー』


 
表彰される小野氏

表彰される小野氏

 
大臣賞を受賞したブランド・ロイヤルティ・ジャパン・小野由貴子マーケティング・ダイレクターは「私たちが最も重要と考えているのは、店頭販促物である。昨今マーケティングの費用は、SNS・デジタルなどのコミュニケーションに偏りがちだが、やはりリアル店舗の一番重要なコミュニケーションツールは、こういった陳列台ということで、大きなものを作成した。日本の東海地方のお客様に、英国生まれのジョセフジョセフのキッチンウェアを理解してもらうにはどうすべきか。やはり店頭で目立つものを作らなくてはならないので、実際の売場にお客様が理想と思うキッチンを作ってしまおうと、この大きな蛍光オレンジ色の陳列台を制作した」と喜びながら作品コンセプトを説明した。

 
最後に鈴木信二審査員長の講評があった。
「今回の入賞作品は、ブランドサイドからの一方的なメッセージというよりも、店頭に来た顧客目線の作品が多かった。来年度は記念すべき50回目の開催となる。これからもPOP広告を軸としながら。プランニング領域、もう一つの軸として生活者を購買行動に向け、実際に動かしていくためのプロモーションの総合展として、開催していく。広告主には売れる商品を開発していただき、制作会社はそれを売るために努力していただき、賞や展示会の価値を高めていく」
 
このあと会場を移しパーティーを開催した。
 
 

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