2019年12月13日

独・ハイデンハイムに本社を構えるEdelmann GroupではKoenig&Bauer社製のロータリーダイカッター「Rapida RDC106」による高生産性をベースにした効率的な製造体制を敷き、競争力向上に成功している。

 

Rapida RDC106

Rapida RDC106

同社はヘルスケア、美容、消費財分野の国際的ブランドを顧客に持ち、紙器・折り箱製造をメーンにした営業を行う会社。

先進的・革新的な技術を貪欲に採用することを基本姿勢としている同社ではおよそ2年前、「Rapida RDC106」のパイロットユーザーとして、同機の開発・フィールドテストの段階から関与し、それ以降も継続して同機を活用している。

 

「Rapida RDC106」は菊全判枚葉オフセット印刷機「Rapida106」のフレームや機構をベースとして開発・製造されたロータリーダイカッター。

枚葉オフセット印刷機のブランケット胴や圧胴に相当する部分がマグネットシリンダーとなっており、そのシリンダーに凹凸のフレキシブルダイを貼り付けて使用する。

同社で稼働する「Rapida RDC106」は3ユニット構成のモデルで、▽筋入れ・エンボス、▽ダイカット、▽ストリッピング(カス取り)--を各ユニットで行う流れとなる。

このユニット構成は用途に応じて増減することもできる。

 

同社の後加工部門の担当者も「Rapida RDC106」の高い生産性に満足している。

最大で毎時1万5000回転のスピードで処理でき、かつとても迅速にジョブ替えにともなう前準備もできるからだ。

Sattel技術ディレクター

Sattel技術ディレクター

同社のOliver Sattel技術ディレクターは、「我々の競争力は品質と生産性の組み合わせの上に成り立っているので、 “Rapida RDC106”の高速生産性および迅速にジョブ替えができる点は興味深かった。この新しい機械の開発に最初から関与できたことはとても重要なことで、我々はKoenig&Bauer社を真のパートナーとしてこのような関係を長年維持してきた」と述べている。

 

高速で高品質の筋入れおよび打ち抜きができることが「Rapida RDC106」の大きな魅力だが、それと同時にこれまでにはない高速性ですぐれたエンボス加工を施すこともできる。

また、各工程プロセスを別々のユニットに割り当てる方式を採っていることで、従来のフラットベッド型の打ち抜き機よりも幅広い製品オプションが可能になる。

同社のSattel技術ディレクターは「Rapida RDC106」採用の効果について、「パイロットユーザーとして“Rapida RDC106”の開発プロセスに参加できたことを誇りに思う。この最先端のテクノロジーは高品質な製品の提供だけでなく、顧客満足につながる高速かつ効率的な当社の生産体制のベースとなっている。ロータリーダイカットとフラットベッドダイカットは根本的にプロセスが異なるので、“Rapida RDC106”を活用するためには資材の調達や面付けなど、ロータリーダイカッターに合わせたワークフローの変更も要するが、そのメリットを十分享受できるものだ」と評価している。

 

 

 

 

技術・製品-関連の記事

PAGE TOP