2019年12月12日

内覧会のようす

内覧会のようす

㈱ミヤコシ(本社・千葉県習志野市、宮腰亨社長)は12月10・11日の両日、秋田・横手の㈱宮腰デジタルシステムズで「バリアブル加工機 内覧会」を開催した。

全国各地から約100人の来場者が訪れたこの会では、デジタル印刷/デジタル加工への市場需要の高まりを受けて同社が新たに開発・上市したバリアブル加工機を披露した。

 

今回披露したバリアブル加工機「VPR20A」は、給紙部からランダムファイルパンチ、ランダム縦ミシン、ランダム横ミシン、折り部、巻き取り部という構成のモデルで、1to1のフルバリアブル印刷をするデジタル印刷機の後処理を強力にサポートする新世代加工機。

センサーでデータマトリックスコードを読み取る

加工ユニットに入る前にセンサーでデータマトリックスコードを読み取って、その情報にもとづいて自動セット替えが連続して行われる

印刷物の断裁代の部分に1部ごとに印字したデータマトリックスコード(2次元バーコード)をセンサーで読み取り、そのコードに収録された加工パターンの情報に応じて各加工ユニットが個別制御によって1部ごとにセット替えをした上で連続処理をする。

したがって、次々と流れてくるページごとに、まったく異なるパンチやミシン、折り加工などを施すことができ、さまざまな形態の製品を連続自動処理することができる。

また、ジョブ替えのためにシリンダーが入った大きなカセットを各サイズごとに用意し、その重たいカセットを入れ替えるという手間も省け、さらにはミシン位置の設定も自動なのでその手間と時間も大幅に省くことができる。

 

最大用紙幅は520㍉で、最高処理スピードは現段階では毎分50㍍ながら、将来的にはデジタル印刷機の生産性にあわせて毎分100㍍にすることを予定。

バリアブル加工機「VPR20A」

バリアブル加工機「VPR20A」

フォーム印刷機の製造から同社が培ってきた用紙搬送・加工技術がそのまま活かされており、たしかな品質が実現されているほか、今回披露した機械構成以外であっても加工ユニットを自由に組み合わせることができ、たとえばシーターやカウントスタッカー、平行ターンバー、糊付け、ブックブロック製作をはじめとした多種多様な加工機の組み込みも可能。

また、ページごとにリピート長が変化しても対応し、長尺ジョブに活用することもできる。

 

想定用途としては大判のダイレクトメール、納付書、チケット、クーポン、金券、商品券、袋とじなど。

最大仕上がりサイズはA4判12ページの製品にも対応するので、大判のダイレクトメールとして大きな写真やイラストの挿入、大量な情報の収録ができることから、訴求力・レスポンス率・費用対効果・付加価値の高いダイレクトメールの製作ができる。

さらに同社では、すべての加工機をモジュール化し、OEM供給および直販を行っていく方針も明らかにした。

 

 

フルカラーインクジェット印刷機「MJP20AXW」

フルカラーインクジェット印刷機「MJP20AXW」

この内覧会ではそのほかに、フルカラーインクジェットプリンター「MJP20AXW」、ラベル用UVインクジェットプリンター「MJP13LXV」、枚葉角底製袋機「SB35」も披露した。

 

「MJP20AXW」は、1200dpi×1200dpiの解像度で毎分200㍍の高速印刷ができる水性顔料フルカラーインクジェット印刷機。

標準的なオフセット印刷用紙にもダイレクトに印刷が可能で、高価なインクジェット印刷用紙を用意する必要やプライマーによる前処理をする必要がない。

また、ノズル詰まりを補正する機能、自動的に見当を調整する機能などの新機能も搭載している。

枚葉角底製袋機「SB35」

枚葉角底製袋機「SB35」

 

「MJP13LXV」はラベル用のフルカラーUVインクジェット印刷機。

解像度1200dpiのインクジェットヘッドを搭載し、CMYK+白+白の6色印刷を毎分50㍍の高速で印刷できる。

箔押しやラミネート、ダイカットなど、ラベル生産に必要なインライン加工オプションも用意されているほか、UVインクの臭いを低減する窒素パージシステムを採用している。

 

さらに、枚葉角底製袋機「SB35」での紙袋製作のデモンストレーションも行われた。

 

 

 

 

 

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