2019年12月12日

大日本印刷(DNP)は、日本印刷産業連合会が、環境負荷低減を目指して運用している環境マネジメントシステム「グリーンプリンティング(GP)」の認定を取得した。

 

 

環境問題に対する社会的要求が高まり、印刷産業にも環境に配慮した製品作りが求められている。そこで、日印産連では、印刷産業界の環境自主基準「印刷サービスグリーン基準」を制定し、2006年に、GP認定制度の運用を開始した。同制度は、「印刷サービスグリーン基準」を達成した工場・事業所を認定し、環境経営に積極的な印刷関連企業として推奨するとともに、同基準に適合した印刷製品にグリーンプリンティングマーク(GPマーク)を表示することにより、環境に配慮した印刷製品が広く普及することを目的としている。

 

GPは、もともと中小企業の多い印刷産業向けに開発したマネジメントシステムで、工場単位での認定となることから、複数の工場で事業を展開する大手印刷会社にとっては取組みにくい内容だった。また、大手印刷会社は、より高度な環境対応を既に推進していることから、GP認定を取得するモチベーションが働きにくいという課題があった。

 

10月の制度改定で複数工場の一括認定が可能に

 

こうした課題を解決するために日印産連は、2019年10月に、GP認定制度を一部改定し、複数の工場について一括で認定を受けるための基準を設けた。DNPは、この改定を受け、カタログ、チラシなどの商業印刷物を製造する以下の7工場について、11月にGP認定を取得した。

 

【GP認定を取得した工場】

①札幌工場(北海道)

②仙台工場(宮城県)

③宇都宮工場(栃木県)

④榎町工場(東京都)

⑤名古屋工場(愛知県)

⑥小野工場(兵庫県)

⑦福岡工場(福岡県)

 

今後DNPは、環境配慮の取組みをさらに強化していくとともに、印刷物のサプライチェーン全体の環境負荷低減を推進するとともに、協力会社などにもGPの取組みを紹介する取組みやGPマークを表示した印刷製品の提案などを通じて、印刷業界全体の環境負荷低減に寄与していく。

 

 

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