2019年11月21日

大日本印刷(DNP)は、ファンタジスタと共同で、日本の出版社など」の人気マンガを英語に翻訳して、月額6.99米ドルのサブスクリプション(定額読み放題)でサービスを提供する「Manga Planet(マンガプラネット)」を2019年11月18日に開始した。

 

「Manga Planet」のWebサイトで配信する作品

「Manga Planet」のWebサイトで配信する作品

 

DNPは2012年に海外マンガファンへのマーケティングの実証実験としてManga PlanetのFacebookを立ち上げ、グローバル版84.3万人、インド版9.8万人のフォロワーを獲得している。両社はこのフォロワーを中心に、日本マンガへの興味・関心が高い海外のファンに向けて、定額読み放題サービスを提供する。Manga Planetでは、祥伝社、ホーム社、リイド社、三栄、ぶんか社、海王社、ワニブックス、徳間書店、スターツ出版、ハーパーコリンズ・ジャパン、MUGENUP、外薗昌也氏(漫画家)などの出版社やクリエイターの作品を予定しており、今後もコンテンツの充実を図っていく。(2019年11月現在)
 

■Manga Planetの各サービスサイトのURL
〇Manga Planet(英語) : https://read.mangaplanet.com/

〇Manga Planet のグローバル版Facebook : https://www.facebook.com/MangaPlanet.jp/

〇Manga Planet のインド版Facebook : https://www.facebook.com/MangaPlanet.in/

 
近年、スマートフォンなどの普及により、Webサイトやアプリでマンガを楽しむ読者が国内外で増加している。特に海外では日本マンガへの人気が高く、その海賊版の流出が問題となっている。海外の読者に正規の流通ルートでデジタルのマンガを配信したいという出版社のニーズに対し、オフィシャルなコンテンツを適正な環境で配信する仕組みの構築が求められている。
 
これらの課題に対してDNPとファンタジスタは、約94万人のFacebookフォロワーを獲得しているManga Planetを活用し、さまざまな出版社などのマンガ作品を世界に配信していく。
 
DNPとファンタジスタは、Manga Planetを通じてさまざまなマンガを配信し、2022年までに15万人の有料会員獲得と配信タイトルコンテンツ数3,000作品を達成し、関連事業を含めて12億円の売上を目指す。また正規のデジタル配信サイトを運営することで、マンガコンテンツの海賊版の流出防止に貢献する。
 
さらにDNPは、Manga Planetで人気が出たマンガの冊子版の製造・販売、コンテンツを活用したVR(仮想現実)・AR(拡張現実)のソリューション開発など、海外の日本マンガファンに楽しんでもらえる機会を提供する。
 
【Manga Planetの主な特徴】
○月額6.99米ドルで、毎日新しいマンガを配信。

○有料会員の閲覧数に応じて、出版社に収益の一部を分配。

○海外市場への進出を考える日本の出版社や作家と海外配信のライセンス契約を結び、マンガを英語にて配信し、今後は多言語でも提供。

○海外で既に人気のマンガやまだ海外に発表されていない名作など、さまざまな出版社の作品を取り扱う。

○翻訳から校正、印刷データの生成まで一貫して行える、DNPの独自のシステムである「DNPマンガオンラインエディトリアルシステム MOES(モエス)」を活用して、高品質な翻訳と納期短縮を実現。MOESは厳重な情報セキュリティ基準を適用したサーバーで運用しているため、オリジナルデータの流出や海賊版の増加といったリスクを軽減。

 

■Manga Planet事業における各社の役割
〇DNP : 国内出版社・作家との契約、マンガの多言語翻訳など

〇ファンタジスタ : Manga Planetの開発・運用、および同Facebookページの運用

 
 

 

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