2019年11月13日

「明治14年1月、明治政府は東京府知事の行政指導のもと、いわゆる殖産興業政策の一環として重要商工業者に対し、組合結成の布達を発した。これに対し同年2月、東京46、横浜2の48印刷業者が「活版印刷業組合」設立願いを府知事へ提出。が、熱心な指導者がなく、組合は成立しなかった。
 

明治17年11月農商務省は同業組合準則を発布。これに従い18年1月、東京府も布達、府知事から活版
印刷業者に組合結成の勧奨があったが、この時も業界内がまとまらず成立しなかった。
 

明治23年(1890年)、国民待望の帝国議会が開設、これと歩みをそろえるように同年11月24日、組合創立総会が築地の「寿美家」で開催され、100名の連著で12月13日、東京府知事設置願いを提出、12月26日に認可され、準則組合「東京活版印刷業組合」が成立した。
 

明治25年9月には「東京石版印刷業組合」も96名の組合員で認可成立した。
 

明治30年の「重要輸出品同業組合法」により石版印刷業組合は同年「東京石版印刷同業組合」となり、さらに33年の「重要物産同業組合法」による組合へ移行。これに43年、活版印刷業組合が合弁して「東京印刷同業組合」が発足した。
 
以来、太平洋戦争をはさみ、戦後の協同組合、調整組合を経て、現在の「東京都印刷工業組合」と歴史を重ねて、平成2年(1990年)で組合創立満100周年を迎えたのである」

 

(東京都印刷工業組合「東京都印刷工業組合の変遷」)

 
 

臼田真人氏は第19代理事長

 
東印工組は、昭和24年4月22日に東京印刷工業協同組合創立総会から起算して今年70年の節目を迎えた。
初代理事長は高橋與作氏(正進社印刷㈱、京橋支部)で、現職の臼田真人理事長は第19代となる。

 

【歴代理事長一覧】
初代=高橋與作(正進社印刷㈱、京橋支部)
第2代=伊藤集(㈱集美堂、千代田支部)
第3代=向喜久雄(㈱杏林舎、北支部)
第4代=浅野剛(㈱金羊社、城南支部)
第5代=長宗泰造(㈱厚徳社、文京支部)
第6代=新村長次郎(新村印刷㈱、千代田支部)
第7代=伊坂一夫(伊坂美術印刷㈱、京橋支部)
第8代=山元正宜(三晃印刷㈱、新宿支部)
第9代=矢板東一郎(明善印刷㈱、下谷支部)
第10代=久永舎春(永和印刷㈱、文京支部)
第11代=松島義昭(写真印刷㈱、港支部)
第12代=新村重晴(新村印刷㈱、千代田支部)
第13代=塚田益男(錦明印刷㈱、千代田支部)
第14代=野村正道(宝印刷㈱、豊島支部)
第15代=中村守利(㈱プレシーズ、港支部)
第16代=浅野健(㈱金羊社、城南支部)
第17代=水上光啓(水上印刷㈱、千代田支部)
第18代=島村博之(六三印刷㈱、江東支部)
第19代=臼田真人(㈱アドピア、港支部)

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