2015年05月22日

セイコーインスツル㈱(SII、村上斉社長、本社:千葉市)はこのほど、沖電気工業㈱(OKI、川崎秀一社長、本社:東京都港区)のプリンタ事業会社、㈱沖データ(OKIデータ、平本隆夫社長、本社:東京都港区)との間で、SIIの子会社である㈱セイコーアイ・インフォテック(SIIT、坂田諭社長、本社:千葉市)が行っている大判プリンタ事業の事業譲渡に関する覚書を締結した。両社は今後、本覚書にもとづき交渉を進め、最終契約締結を経て、2015年10月1日の事業譲渡完了を目指す。5月21日に発表した。

 

SIITは、大判プリンタの高い商品開発力と業界に特化した強い販売力で、サイングラフィック市場やエンジニアリング市場を中心に高い評価を受けている。しかしながら、大判プリンタ事業のさらなる発展・成長には、海外販売の強化および商品ラインアップの強化が必須であり、他社とのアライアンスを通じての実現を模索していた。

 

OKIは、2016年度を最終年度とする「中期経営計画2016」(13年11月発表)で、新事業領域への高付加価値プリンタ事業を成長分野の1つとして位置付けている。また、OKIデータは、印刷やデザイン市場などのプロフェッショナル市場向けに高精細・小型・特殊媒体対応に適した独自のLEDプリンタ技術を搭載した「MICROLINE」シリーズを展開し、高い評価を受けている。今後さらに、プロフェッショナル市場向けプリンタ事業を成長させるために、大判プリンタなど新領域の技術開発力と商品ラインアップ、販売チャネルの強化が必要と考えていた。

 

このような背景のもと、SIIは、OKIデータのプリンタ事業の将来性とプロフェッショナル市場での実績を高く評価し、OKIデータとの間で覚書の締結に至った。

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