2019年10月15日

会員3団体の組合員はじめ、来賓、関連業者ら約60人が参加

会員3団体の組合員はじめ、来賓、関連業者ら約60人が参加

 

全日本光沢化工紙協同組合連合会(鶴田和也会長)は9月27日、三重県桑名市の長島温泉「ホテル花水木」で「第44回全日本光沢化工紙全国大会」を開き、関東特殊加工協同組合、関西光沢化工紙協同組合、中部光沢化工紙協同組合の会員3団体の組合員はじめ、来賓、関連業者ら約60人が参加した。2年ぶりの全国大会は、中部光沢化工紙協同組合の主管により大会式典、記念講演、懇親会の3部構成で行われ、メーンの大会式典では「専門業界として長年培った技術ノウハウを堅持しつつ、技術改革に取り組み新たな市場のニーズに挑戦し、令和時代へ第一歩を踏み出すことをここに宣言する」旨の大会宣言を満場一致で採択した。

 

古田敦実行委員長

古田敦実行委員長

 
大会式典は午後2時から同ホテル1階「桂の間」で、中島全国大会実行委員の司会で進められ、古田敦実行委員長が「これだけ大勢の組合員、関連業が一堂に会する機会は2年ごとの全国大会の場しかない。本日は光沢加工の将来、われわれの事業の今後について大いに意見交換して有意義な大会にしたい」と開会のあいさつを述べて始まった。

 

鶴田和也会長

鶴田和也会長


 

続いて、鶴田和也大会会長・全日本光沢化工紙協同組合連合会会長が次のようにあいさつした。
「今回の全国大会では『我々は、自らの業態変革を目指し、あらゆる逆境を乗り越える術を身に付け新しい時代にチャレンジしていこう。』というスローガンを掲げている。あらゆる逆境ということで、このあとの基調講演では防災研究の第一人者である福和伸夫名古屋大学教授・減災連携研究センター長から中小企業におけるBCP対策についてお話しいただく。中小企業の災害対応力を高めることは国の喫緊の課題といえる。
今後も光沢加工という枠にとらわれることなく、特殊印刷、箔押し、抜きスジ加工、紙器加工など印刷物の付加価値を高める後加工全般の技術を担うことのできる団体として、業界の発展に努めていきたい」

 
来賓祝辞では、杉村亥一郎日本印刷産業連合会専務理事が「日印産連は国連の提唱するSDGsの考え方をもとに活動している。重点テーマとして『地方創生』『女性活躍推進』『地球環境』の3つを掲げて具体的な事業を進めている。とくに地方創生において、貴連合会の会員企業がお客様と築き上げた信頼関係のもと、光沢・箔・抜きなど印刷の後加工工程における高い専門技術を駆使し、求められる製品やサービスを積極的に市場に提供することで各地域の発展に大きく貢献されていることに改めて敬意を表したい」と、さらなる発展を期待するメッセージを送った。

 
このあと、滝藤栄二実行委員が大会宣言および大会スローガンを提案し満場一致で採択した。
 

髙見正行理事長

髙見正行理事長

 
前回大会主管組合の謝辞に移り、髙見正行関西光沢化工紙協同組合理事長が「2年前の9月に当組合の主管により大分県・別府温泉で全国大会を開催させていただいた。九州を開催場所に選んだのは、平成28年4月に熊本大震災が発生し、熊本県と大分県に甚大な被害が生じた。われわれも何か支援できないかと思案し、熊本県印刷工業組合に義援金を贈ったことが縁で別府温泉を選んだ。あれから2年経ったが、昨年9月に強力な台風が大阪を襲い、かなりの被害が出た。9月9日には千葉県を台風が襲い、2週間以上経過した現在でもライフラインの復旧のめどが立たない状況である。われわれ組合員は業界ならびに会社の繁栄を願うのは当然だが、これからは組合員、社員とその家族の防災への配慮が大きな課題になる。2年後の全国大会では、皆さんと笑顔と健康で再会できることを祈念している」とお礼を述べた。
 

次回45回大会は21年10月10日東北で開催

 

堀知文副理事長

堀知文副理事長

 
次いで、次回大会主管組合の関東特殊加工協同組合を代表して堀知文副理事長が「第45回全国大会は2年後の2021年10月1日(金)に開催する予定。開催場所として仙台付近を計画している。次回は広く東北地方で付加価値加工を手掛けている企業や日印産連会員団体の各支部の方々と交流を深めることを目的に企画を検討中である」と述べ、多くの参加を呼び掛けた。最後に杉浦克彦実行副委員長が閉会の辞を述べて終了した。

 
基調講演は、午後2時45分から同会場で行われ、名古屋大学教授・減災連携研究センター長の福和伸夫氏が「中小企業におけるBCP対策について」と題して講演。福和氏は今後30年で発生する確率が70~80%といわれる南海トラフ地震や関東地震など、必ずくる震災を前に、99%以上を占める中小企業の防災対策はほとんど進んでいない現状に対し、本気で防災対策を実践することを訴えた。このあと、午後6時から同ホテル1階「花翠の間」で懇親会を開き交流した。

 

 

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