2019年10月15日

 

受賞作品を展示した「現代日本のパッケージ2019」展

受賞作品を展示した「現代日本のパッケージ2019」展

「現代日本のパッケージ2019」展が12月8日まで、印刷博物館P&Pギャラリーで開催されているが、それに先立ち9月27日、包装・印刷・デザインなどの関係者を集めて、レセプションが行われた。

凸版印刷の金子眞吾と麿秀晴(奥)

凸版印刷の金子眞吾会長と麿秀晴社長(奥)

2015年から開催されている同展覧会は、書籍・雑誌と並ぶ身近な印刷物であるパッケージが、ユニバーサルデザイン、地球環境に優しい包装材の開発などに、創意工夫がなされていることが理解できるように展示されている。
パッケージは、ユニバーサルデザイン、地球環境に優しい包装材の開発など、さまざまな努力がなされている創意工夫の宝庫であるが、消費者にはわかりづらく周知されにくかった。同展では日本で開催されている三つの大規模なパッケージコンクールの受賞作品を展示して、パッケージデザインや機能の進化を紹介している。
【展示内容】
◆第58回ジャパンパッケージングコンペティション(日本印刷産業連合会主催)
市場で販売されている商品化されたコマーシャルパッケージの優秀性を競う商品包装コンペティション。
◆日本パッケージデザイン大賞2019(日本パッケージデザイン協会主催)
パッケージというデザイン領域のプロフェッショナルが集い、生産や流通を支える包装材料としての面だけではなく、作品のデザイン性や創造性を競うコンペティション。
◆2019日本パッケージングコンテスト(第41回)(日本包装技術協会主催)
材料、設計、技術、適正包装、環境対応、デザイン、輸送包装、ロジスティクス、販売促進、アイデア等あらゆる機能からみて年間の優秀作品を選定するコンテスト。

樺山紘一

樺山紘一館長

レセプションは樺山紘一印刷博物館館長の次のようなあいさつではじまった。
「今回で5回目になる。当初私たちは、パッケージというものを理解していなかった。包み紙が何で展示会になるのだろう、と疑問に思ったものだった。
しかし回を重ね、さまざまなパッケージが私たちの生活に溢れていることを認識した。家庭、社会でパッケージが、空間を作っているのは間違いない。次第に私たちもパッケージについて理解するようになり、3団体がそれぞれ違った角度からパッケージを評価しているのがわかってきた。パッケージそのものが持っている意味合い、デザイン、環境に対する優しさ、生活に対する安全など、さまざまな側面があることも理解できるようになった。パッケージそのものが5年間の間に大変な進歩を遂げたという側面もある」
続いて、日印産連・小澤典由常務理事が「環境に優しいパッケージをこれからも開発していかなければならない。パッケージの持つ役割・機能というのは、これから変わってくると感じている。日印産連はSDGs活動を推進しているが、その中の大きなテーマは地球環境である。傘下の10団体とともにしっかり対応したい。また、包装の文化をもっと広めていきたい」とあいさつした。
日本包装技術協会・越野滋夫専務理事のあいさつ、日本パッケージデザイン協会・伊藤透理事長のあいさつと乾杯の発声があり、展示品を鑑賞しながらの歓談となった。
【開催概要】
会期:12月8日まで
会場:印刷博物館P&Pギャラリー(東京都文京区水道1の3の3、トッパン小石川ビル)
入場:無料
開館時間:10時~18時
休館日:月曜日
電話03・5840・2300(代)

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