2019年09月20日

トッパン・フォームズ㈱(本社・東京都港区、坂田甲一社長)が平成26年に設置して稼働を始めたコダック製のStreamインクジェットテクノロジーを搭載した「KODAK PROSPERプレス」のインクジェットヘッドが、約5年で3万4000時間超の運転時間にものぼる卓越した運用実績を示した。

3万4000時間という運転時間は、ほぼ4年間ノンストップで印刷した時間に相当する高稼働率となる。

 

トッパン・フォームズ・セントラルプロダクツ㈱の金子俊明社長にコダックのマンスフィールド氏から記念盾が贈呈された

トッパン・フォームズ・セントラルプロダクツ㈱の金子俊明社長にコダックのマンスフィールド氏から記念盾が贈呈された

コダックのエンタープライズインクジェットシステム事業部のウィル・マンスフィールド氏は「トッパン・フォームズでのこの偉業は、デジタル印刷で作成された印刷コミュニケーションツールの生産者としての卓越した運用を物語っている。また、もっとも要求の厳しい印刷市場である日本において、PROSPERプレスが高い信頼性を得た証でもある。トッパン・フォームズでは最初のPROSPERプレスを設置して以来、印刷サービスを拡大しおり、カラーのダイレクトメール、トランザクションおよび個人用の教育アプリケーションなどに活用している」と述べている。

また、トッパン・フォームズの製造統括本部製造企画本部の堀江昭一本部長は「当社とコダックの協力体制があってこそ、記録達成ができたと思う。両社の継続的な努力と高い技術力を結果で示せたことは大変喜ばしいことで、今後のさらなる向上につながるものと期待している」と述べている。

 

Streamインクジェットテクノロジーにはほかのデジタルテクノロジーにはない独自性がある。

その1つは、インク液摘がつねに生成されてノズルを通過し、印刷に必要なインク液滴のみが紙に落ちて、残りの液滴は異なる方向に流れて回収され再循環される。

このプロセスにより高速印刷を実現することで、オフセット、フレキソ、グラビアなどの大量印刷方式と組み合わせたハイブリッド印刷や完全デジタル印刷への移行も可能となる。

2つ目は、Streamインクジェットテクノロジーでは環境にやさしい水性顔料インクが使用され、コスト面でも優位性があり、さらにはより広範な色域再現が可能となる。

3つ目は、プリントヘッドはコダックに返却されてその部品の大半が再生プロセスで再利用される。これにより、廃棄物が減少するだけでなく、地球にとってやさしい持続可能な費用対効果の高いソリューションが実現できる。

 

 

 

 

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