2019年09月02日

独・ハイデルベルグ社は菊半裁判印刷機「スピードマスターXL75」および「スピードマスターCX75」の機械デザインについて、オペレーターの負担軽減と使いやすさの強化を目指し、人間工学に基づいた新たなデザインへとアップグレードした。

新デザインの「スピードマスターXL75」および「スピードマスターCX75」は、9月以降の納品が予定されている。

 

同社が提供してきた菊半裁判シリーズの「スピードマスターCD74/CX75/XL75」は、これまでに1万9000を超える印刷ユニットが納められてきた、世界的に需要が高いシリーズとなっている。

スピードマスターCX75

スピードマスターCX75

今回、「スピードマスターXL75」および「スピードマスターCX75」の両機には、フラッグシップモデルの「スピードマスターXL106」のデザイン哲学が継承されている。

同社で菊半裁判機のプロダクトマネージャーを務めるフランク・シュッサー氏は「我々は人間工学を採り入れることの重要性がどれほど増したかを目の当たりにした。多くのルーティン業務が自動化でできるようになった現在でも、刷版の準備やインキの追加、洗浄布やブランケットの交換、そのほかのメンテナンスなど、オペレーターは機械上でなにかしらの作業をしなければならない。これまでも、余裕のある印刷ユニット間のスペースはオペレーターにとって大変便利だったが、我々はコンセプトをよりさらに現代的なものへと一歩先へと進めた」と述べている。

 

また、新デザインの「スピードマスターXL75」の世界第1号機を導入した、スイスのTheiler Druck社で商業印刷部門の責任者を務めるMichel Schwander氏は、「これまで稼働させてきたスピードマスターCD74も素晴らしい印刷機だったが、今回導入した新しいスピードマスターXL75は次元が違うものだ。その新しい人間工学に基づいたデザインにより、オペレーターは操作することがとても快適で疲れない。オートプレートプロ、プリネクトインプレスコントロール、プリセットコントロールシステムを搭載しており、個々の作業ステップは完全自動で進められ、そのようすはウォールスクリーンを通して目で見て仕事の進み具合を確認することができる。これは、我々がこれまでよりもはるかに早く、効率的に、かつ連続で生産できることを意味する」と、その感想を述べている。

 

 

 

 

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