2015年05月29日

定時総会のもよう

定時総会のもよう

(一社)日本印刷産業機械工業会(宮腰巖会長)は5月28日午後4時から東京・芝公園の東京プリンスホテルで平成27年度定時総会を開き、①JapanColor(ジャパン・カラー)認証制度②ASEANを中心としたグローバル市場への展開のための課題対応および基盤整備に関する調査研究③IGAS2015の開催準備などの展示会支援④ISO/TC130国内委員会へ参画と標準化推進⑤生産性向上設備投資促進税制等の推進などを柱に事業に取り組むことを決めた。総会を中断して開いた理事会では西岡誠事務局長を専務理事(業務執行理事)に選任した。

 

総会では冒頭、宮腰会長が「印刷産業は市場の縮小などの課題があるものの、競争力強化の観点から設備投資の盛り上がりが感じられる。1月から3月の印刷関連機器の生産額は前年比14%増の2ケタ増を達成した」と述べながら事業の骨子を説明した。
来賓の前田淳経済産業省産業機械課係長は「製造業をめぐる現状と課題への対応」について説明するとともに6月下旬に公募が予定されている「エネルギー使用合理化等事業者支援補助金」(平成27年度予算額410億円)について紹介し祝辞とした。
議事では所定の議案をいずれも原案通り承認した。

 

なお、代表者変更に伴い堂本秀樹(リョービMHIグラフィックテクノロジー)、金塚俊徳(アイグラフィックス)の2氏が理事を辞任、井上雅伸(アイグラフィックス社長)、一政譲(リョービMHIグラフィックテクノロジー社長)を新たに選任した。また、理事を一人増員し、西岡誠日印機工事務局長を理事に選任、総会を中断して開いた第2回臨時理事会で同氏を専務理事に選任した。

 

総会終了後、午後5時半から開いた懇親会では宮腰会長が要旨後掲のとおりあいさつ、来賓として佐脇紀代志経済産業省製造産業局産業機械課長、浅野健日本印刷産業連合会副会長があいさつ、森澤彰彦日印機工副会長の音頭で乾杯し、親睦を深めた。

 

あいさつする宮腰会長

あいさつする宮腰会長

宮腰会長あいさつ
「印刷産業においては、スマートフォンや電子書籍など各種メディアの普及による市場の縮小など引き続き厳しい環境にあるが、競争力強化の観点から今年に入り、設備投資の盛り上がりを感じている。2015年1月から3月の印刷関連機器の生産額は昨年対比で14%の2ケタ増を達成した。高度化設備投資減税、省エネルギー補助金などの政府の政策が強く印刷関連企業の投資意欲の背中を押していることも大きな要因になっている。当工業会においては総力を挙げて印刷関連業界の課題解決に取り組み、会員企業の皆様の視点に立った活動を行う予定である。

 

9月11日から16日までIGAS2015を開催する。従来の印刷機材展にとどまらず、印刷会社の顧客であるブランドオーナーを巻き込んだ印刷における課題解決・コミュニケーション展を目指す。インターナショナルの名前に相応しく東南アジアをはじめとした海外来場者数を大幅に増やしたいと考えている。

 

2009年に開始したJapanColor認証制度は、今年で7年目を迎える。標準印刷認証はすでに160工場を超え順調に成長しており、認証を取得された印刷会社からはビジネスチャンスの拡大だけでなく、標準化を全社的に進めることにより社員のスキルアップ、協力会社とのタイアップの強化などにつながっているとの評価をいただいている。

 

印刷産業機械に関わる調査研究事業では、グローバル市場への展開のための課題対応および基盤整備をテーマに掲げ活動を行った。今年度は、アジアの新興国を対象に市場の要望を満たし、かつ適切な市場展開を推進するための指針策定を行う予定である」

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