2019年06月07日

一般社団法人日本WPA(日本水なし印刷協会:田畠久義会長)は6月6日、東京・目黒のホテル雅叙園東京で第9期定期総会を開催し、第9期の事業・収支報告と第10期の事業計画・予算案を審議して、いずれも原案通り承認した。

また理事役員の一部改選により、㈱アイカの大橋宏治氏、㈱ソノベの冨山厚志氏、新日本印刷㈱の中井旭氏の3氏を新理事に選任した。

 

田畠会長

田畠会長

総会の冒頭、あいさつに立った田畠会長は、「当会は平成22年9月に一般社団法人化し、おかげさまで10期目を迎えられることになった。昨期を振り返ると、国の物品調達基準であるグリーン購入法の改定に際し、水なし印刷がオフセット印刷における環境保全につながるすぐれた技術の1つとして認定・推奨された。また、環境省が発行する“グリーン購入法 調達者の手引き”というガイドラインでは、バタフライロゴマークの画像や詳細まで説明までされている。これは、我々が今後も水なし印刷を推進するにあたり、大きなアドバンテージになるだろう。最近はSDGsに代表されるように、単に地球温暖化防止というよりも、持続可能な社会、持続可能な経済発展への取り組みが求められている。そのような価値観の変化の中で水なし印刷をどうアピールしていくかが課題となる。グリーン購入法への掲載を武器に、これまで以上に水なし印刷の普及に努めるとともに、会員企業の活性化および会員増につながる取り組みに尽力していきたい」と述べた。

 

同会の第10期の活動計画としては、▽グリーン購入法の採用にあわせた周知活動の実施、▽エコプロ2019への出展、▽低炭素杯2020への協賛および「日本WPA最優秀未来へのはばたき賞」の贈賞、▽ホームページのリニューアル、▽カーボンオフセット事業、VOC計測事業、CFP事業、▽印刷機リノベーション(老朽化した印刷機のリノベーション+後付UV装置による経営および省資源サポート)事業、▽工場見学会、セミナー、営業担当者/技術担当者向けセミナー、懇親会の開催――などを行っていく方針を確認した。

 

総会に引き続いて2時限の記念講演会、▽国立環境研究 侵入生物研究チームの五箇公一氏による「地球環境変動がもたらす生態リスク」、▽㈱ウェイストボックスの鈴木修一郎社長による「いま、印刷企業にも求められる脱炭素化経営」――が開講された。

 

 

 

 

 

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