2019年05月24日

OKIグループのプリンター事業会社OKIデータ(波多野徹社長、東京都港区)は5月24日、東京・大手町の大手町ファーストスクエアカンファレンスで新商品発表会を開き、世界初という幅狭カラーLEDラベルプリンター「Pro1050」(5色トナーモデル)/「Pro1040」(同4色モデル)を発表した。インダストリー市場向けの戦略商品として、国内の食品、飲料、物流業界をターゲットに2019年6月上旬から出荷を開始する。同製品は2機種合わせてグローバルで本年度2000台の販売を見込んでおり、うち国内は300台の販売を目指す。Pro1050が149万8000円(本体価格)、Pro1040が99万8000円(同)。
 

 

波多野徹社長と幅狭カラーLEDラベルプリンター「Pro1050/Pro1040」

波多野徹社長と幅狭カラーLEDラベルプリンター「Pro1050/Pro1040」

 

波多野社長は「オフィス市場を維持しつ、インダストリー市場を拡大する。縮小する印刷市場の中で、ラベル市場は増加傾向である。OKIの強みは独自のLEDテクノロジーで、幅狭から幅広まで対応するLEDヘッド幅の可変性、まっすぐな用紙搬送というストレートパス機構は、ラベル印刷に最適である」とし、①サイネージラベル市場②プライムラベル市場③特殊印刷市場④認識・管理ラベル市場の4つのセグメントに対し、段階的に市場浸透を図ると述べた。

 

各セグメントの業界とラベルについてはこう示した。

①サイネージラベル

化学や医薬系メーカーの工場、製鉄所、木工所、自動車など部品系メーカの工場など。

GHS(化学品の分類および表示に関する世界調和システム)や注意喚起、カラー識別ラベルなど。

②プライムラベル

食品や飲料メーカー系工場、化粧品系のODM/OEM、ラベル印刷会社。

商品ラベル。

③特殊印刷

一般印刷会社、印刷会社、アパレル系。

セキュリティシール、タグ(RFID)など。

④認識・管理

製造メーカー系工場、物流系倉庫、印刷会社。

工程管理、生産指示ラベル、銘鈑ラベルなど。

 

 

4色モデルと特色ホワイトを加えた5色モデルの2機種

 

食品、飲料、物流の各業界では、ニーズの多様化とそれに対応した商品の多品種化により取り扱うアイテムの数が増え、これらを識別し、特徴をアピールできるラベル印刷の需要が増加している。今回発売する幅狭に特化したラベル専用カラープリンターは、こうした需要に応え、小ロット多品種に対応したカラーラベルのオンデマンド印刷を実現する。また、白色印刷が可能(「Pro1050」)なため、透明フィルムや色付きラベルへの印刷においても、豊かな表現が可能になる。

新商品は、4色トナーモデル「Pro1040」と、特色ホワイトを加えた5色トナーモデル「Pro1050」の2機種をラインアップしている。工場や倉庫の現場で部材や化学薬品などの視認性を高めるために使用する「識別ラベル」や、店舗商品のパッケージに貼る「商品ラベル」の小ロット多品種印刷に最適である。
 

また、トナー方式であるため、耐候性、特に耐水性に優れる。媒体としては普通紙の他、合成紙や透明フィルム(PET)などを基材としたさまざまな粘着ロールラベル紙に印刷が可能である。
 

ラベル幅5インチ(約13cm)、最大直径8インチ(約20cm)のロール紙がセットでき、大量印刷が可能。
 

カット機能を標準装備しているので、ロール紙から必要な枚数のラベルを都度印刷してカットすることができる(ロール to カット印刷)。
 
さらにTrue1200dpiの高い解像度により、微細な文字や極細線を高精細に美しく再現する。また、最大毎秒152.4mmの高速プリントエンジンを備えていることに加え、OKIのLEDプリンターならではのシンプルな内部機構により、高い信頼性とメンテナンス性を両立した。紙詰まりや装置不具合によるダウンタイムを軽減して、顧客の業務効率化と生産性向上に貢献する。

 

 

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