2019年05月24日

セイコーエプソン㈱(本社・長野県諏訪市、碓井稔社長)の「乾式オフィス製紙機」が、公益社団法人発明協会が主催する「令和元年度全国発明表彰」において「朝日新聞社賞」を受賞した。

またあわせて、この技術開発およびその実施に対する功績により、同社の碓井稔社長が「発明実施功績賞」を受賞した。

 

全国発明表彰は、すぐれた発明・意匠の創作者、その実施および奨励に功績のあった者を顕彰することにより、科学技術の向上と産業の発展に寄与することを目的として、毎年行われている。

 

「乾式オフィス製紙機」で今回表彰の対象となった発明「2段ふるい」は、使用済みのコピー用紙を原料として新たな紙をその場で生産できる世界初の乾式オフィス製紙機「PaperLab A-8000」に搭載されているドライファイバーテクノロジーの中核技術。

ドライファイバーテクノロジーは、同社が独自に開発した製紙工程に水を使わない紙再生技術であり、水利用の効率化などにより国連が提唱するSDGs(持続可能な開発目標)の達成にも貢献するもの。

「2段ふるい」は、目の細かい第1ふるいによって解繊機でばらされた繊維をより分けて第2ふるいへ送り、解繊不足の繊維ダマは解繊機に戻る。

第2ふるいには繊維切断されずかつダマを含まない繊維が送られるので、これをほぐしながら均一なシート状に堆積させることで、紙力と地合いにすぐれる紙が製造できる。

 

 

 

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