2019年05月10日

リョービMHIグラフィックテクノロジー㈱(本社・広島県府中市、広川勝士社長)は5月9・10日の両日、同社東京ショールームで「生産効率向上の発表会~受注から納品まで、各工程の困りごと解決のヒントが見つかる!」と題したイベントを開催した。

2日間合計で100人超の来場者が訪れたこのイベントでは、MIS、プリプレス、ポストプレスなどの各メーカーも出展して、準備時間の短縮・機械停止時間の削減など、生産効率を大きく向上させるアプリケーションや製品・サービスを、セミナーや実例、デモンストレーションを交えながら紹介した。

 

このイベントのメーンとして、各工程のメーカー6社によるセミナーを開講した。

「営業プロセスの見える化~結果管理から先行管理へ~」を演題とした㈱トスバックシステムズによる講演では、営業活動情報を一元管理し、いつでもどこでも顧客要望・課題、商談情報を共有することで、営業生産性向上が実現できることを説いた。

「明日から実践 ワークフロー自動化への挑戦」を演題とした㈱SCREEN GPジャパンによる講演では、EQUIOSシリーズでの工程連携や刷版工程の自動化・省力化の事例を踏まえて、明日からでも実践できるノウハウが紹介された。

「富士フイルムが考える印刷工程管理と刷版マテハン自動化」を演題とした富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ㈱による講演では、生産性向上には工程管理とマテリアルハンドリングの自動化が不可欠となることから、既存の運用設備を活かした印刷機および周辺設備に関する品質管理と刷版工程自動化に向けた取り組みが紹介された。

「CTPワークフローの効率化を加速させる最新ソリューション」を演題としたコダックジャパンによる講演では、クラウドワークフローソリューションのほか、高生産性サーマルレーザーヘッドの開発、自動化オプションの多様化、サイズのバリエーション、モバイルによる遠隔コントロールができるCTP、そして完全プロセスフリープレートの最新事例と次期製品の展望が紹介された。

「ワンストップサービスの提案」を演題とした㈱ホリゾン東テクノによる講演では、業者数減少や納期短縮のため製本の内製によるワンストップサービス化が進む中、人手不足にも対応するためにはスキルレスによる多能工化が必須となる。それに応える、pXnetによる生産性向上とスキルレス化について解説した。

「印刷の自動化と見える化による生産効率の向上」を演題としたリョービMHIグラフィックテクノロジーによる講演では、オペレーターの負担軽減や印刷準備時間の短縮を図る自動化推進機能を紹介。さらに、プレスインフォメーションクラウドにより、印刷機の稼働状況や各種生産性指標、損紙数などの情報を収集・閲覧・分析することで印刷現場の改善や予防保全の強化が行えることが説明された。

 

 

RMGT1050V1ST-5の稼働実演のようす

RMGT1050V1ST-5の稼働実演のようす

プリプレス、ポストプレス、MIS、各種ソフトの実機による実演も行われたが、その中でも来場者の注目をもっとも集めたのが、「LED-UV印刷システム」を搭載した菊全判5色印刷機「RMGT1050V1ST-5」の稼働実演だった。

全自動同時刷版交換装置「サイマル・チェンジャー」をはじめとした自動化機能によりオペレーターの負荷軽減とジョブ替え時間の短縮が図れることを示すとともに、石灰石から作られる紙やプラスチック原反の代替品「LIMEX」に4色+抗菌ニスを印刷したランチョンマットを製作し、新しい着眼点からの高付加価値印刷手法も提案した。

 

 

 

 

 

 

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