㈱ウチダテクノ(本社・東京都中央区、五木田行男社長)は4月5日から、IGAS2018に参考出展していたフォイル&ラミネーター「Foil Glazer」の販売を開始した。
「Foil Glazer」は、フォイル(箔)加工とラミネート加工ができる製品。
近年の印刷物には金や銀などの特色をCMYKに加えた付加価値として求めるケースが増えている。
そこでこの「Foil Glazer」は、デジタル印刷機のトナー部分にフォイル(箔)を転写させることによりリアルな金や銀の加工ができ、印刷物の付加価値が向上する効果が見込める。
対応用紙サイズはフォイル時が最大で幅320×長さ600㍉、ラミネート時が最大で幅364×長さ600㍉。
対応用紙厚は110~400㌘/平方㍍。最大処理速度は、フォイル時が毎分3㍍、ラミネート時が毎分5㍍。
「Foil Glazer」の主な特徴は次のとおり。
▽1台でフォイル(箔)とラミネート加工を実現する。
▽デジタルプリンターで印刷されたトナー部分にフォイル(箔)が転写されるので、特別な技術がなくてもフォイル加工ができる。
▽箔押し用の版を使用しないので、生産コストを抑えられ小ロットにも適している。
▽フォイル加工の後にオーバープリントを行なうことでCMYKに金や銀が加わり、印刷物の付加価値が高まる効果が見込める。
▽ラミネート加工をすることにより印刷物の質感を変えられる。
▽エアーサクション方式の採用で、用紙にダメージを与えずに安定した給紙が行える。
▽ダストリムーブローラーが用紙面の紙粉などを除去する。
▽カラー液晶タッチパネルで簡単に操作が行える。