2019年03月22日

リョービMHIグラフィックテクノロジー㈱(本社・広島県府中市、広川勝士社長)は3月20日、㈱富士紙器印刷(本社・神奈川県横浜市港北区綱島東6の2の35、近藤修司社長)で「RMGT940ST-4 実機内覧会」を開催した。

この会では、昨年11月に富士紙器印刷が導入したA全判ニスコーター付LED-UV4色印刷機「RMGT940ST-4+LED-UV+CC+SLD」の導入効果を紹介するとともに実運用状況を披露した。

 

近藤会長

近藤会長

会の冒頭、あいさつに立った富士紙器印刷の近藤哲史会長は「当社は、お客さまから必要とされ、信頼される会社を目指しており、来年で創業90周年を迎える会社となる。これまでの固定観念に囚われない、新しい未来と夢を志向し、成長していきたいという理念を掲げている。今回の設備投資もその一環で、このようにみなさまに披露するような会を開けることは、当社スタッフにとっても有意義な経験となる。導入から3ヶ月、リョービMHIグラフィックテクノロジーを中心とした関連資機材メーカーのみなさんが、まるで1つのチームのように息が合った形でサポートをしてくれ、的確なアドバイスをもらっている。そこで得られた財産を大切にしながら、さらなる成長を遂げていきたい」と述べた。

 

富士紙器印刷は、印刷紙器の企画・製造・販売を社内で一貫対応できる体制を整えた会社。

デザイン、制作、刷版出力、印刷、断裁、打ち抜き、貼り箱、組み立て、梱包、納品までの工程を持ち、高級化粧箱、板紙封筒、包装紙、貼り紙、文具などを主力製品とする。

 

 

RMGT940ST-4+LED-UV+CC+SLD実演のようす

RMGT940ST-4+LED-UV+CC+SLD実演のようす

導入機は、A全判ニスコーター付LED-UV4色印刷機の「RMGT940ST-4+LED-UV+CC+SLD」。

用紙厚0.6㍉までに対応し、インラインカメラで品質欠陥検査およびインキ濃度を測定してインキキー開度を自動追従する機能「PQS-D(I+C)」などを備えたモデルとなる。

富士紙器印刷ではこれまで、菊全判の油性印刷機を稼働させてきたが、小ロット・多品種への対応、パウダーレスによる環境印刷、LED-UVによる即乾印刷、インラインニスコーター(水性/UV兼用)を装備して紙面の表面の加工の内製化を図ることを狙い、同機に入れ替えた。

またさらに、疑似エンボスニスによる表面加工などによる高付加価値印刷化と営業提案力向上も目論んでいる。

 

印刷実演では、▽4色LED-UV印刷、▽4色+クリアニス(LED-UVニス)印刷--の2ジョブを行った。

富士紙器印刷では、LED-UV印刷でも油性印刷と近似した印刷品質と艶を出すことを狙ってニスを活用している。

また同機のニスコーティングユニットは、使用しない時には本機の駆動と切り離して次作業の準備ができる仕様なので、準備時間低減につながる。

 

 

KODAK ACHIEVE T400

KODAK ACHIEVE T400

さらに、印刷機の入れ替えと同時に、CTPの内製化も果たしている。

A全判に適したコンパクト設計の「KODAK ACHIEVE T400」を導入するとともに、プレートには機上現像方式でUV印刷にも対応するケミカルフリープレート「KODAK SONORA CX」を採用し、環境に配慮した印刷も行う。

実演では、CTP出力から機上現像までの工程も披露した。

 

 

 

 

 

 

 

 

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