2019年03月15日

東レ㈱(本社・東京都中央区、日覺昭廣社長)は、NEDO事業において、㈱ミヤコシなどと食品や生活用品などの軟包装材向け印刷用に、世界初となる水なしオフセット印刷機を共同開発した。

この印刷機は、印刷工程にVOCを含む液体(=湿し水)を使わない水なし印刷方式を採用しており、環境に配慮した印刷が可能。

東レ独自の水なし平版と、省電力LED-UV技術によるインキ乾燥方式を組み合わせることで、軟包装用印刷のVOCフリー化と、従来の印刷方式に比べて約80%の消費電力削減を実現する。

 

今回開発した軟包装用水なしオフセット印刷機は、東レ独自の水なし平版と水溶性UVインキとの併用により、印刷時に湿し水を使う必要がないほか、印刷後の設備などの洗浄にVOCが発生しない水系洗浄液を利用できる。

加えて、省電力性が高いLED-UVを使ったインキ乾燥方式を組み合わせることで、溶剤乾燥と排気処理が不要となる。

これにより、グラビア印刷方式に比べてVOC排出量の98%以上の削減と、印刷機1台あたり約80%減となる年間96万kWhの電力消費量の削減を実現する。

さらに、VOCフリーシステムによって排気処理装置や防爆対応設備が不要となるほか、平版の使用により版代コストを安く抑えられる。

 

 

 

技術・製品-関連の記事

PAGE TOP